大谷とベーブルースの違い | 大河と龍

大谷とベーブルースの違い

ベーブルースと大谷の違いは何かと聞かれると、そもそも時代があまりにも違いすぎるし、ボールも違うし、今はピッチャーがとんでもない変化球を投げるし、一概に比べられるものではない。

 

ま、たいていの日本人は大谷のほうが上だと思いたいのはわかる。しかし人間的にもいいやつと思われている大谷より、ワイルドで子供好きだったベーブルースのほうが好きだ。

 

 

 

なにしろ病気の子供に予告ホームランを約束して本当に打ってしまうのだから。

だがこれは映画の中のフィクションだという話もあるが、、、

 

 

 

ルースが子供たちに優しかったのは、貧しい下町の不良少年だった彼自身の生い立ちと深い関係があり、彼はファンの子供たちを幼い頃の自分と重ねて見ていたといわれる。実際、ルース見たさにヤンキー・スタジアムへ来るものの、お金がなくて入場券を買うことができず、外に立ち尽くしている貧しい子供たちの姿を見て、ルースは彼らを気の毒に思い、係員に札束を渡して、「これであの子たちに入場券を買ってやれ」と促したこともあった。また、友人と共にゴルフ場に行ったときには、入口付近でルースを見つめる2、3人の子供の姿を見て、「君らも来いよ。今日はいいプレイができそうだぞ」と誘い、子供たちと談笑しながらラウンドを回り、休憩時にはお菓子とジュースを振る舞ったという。(ウィキペディアより)

 

しかしベーブルースは野球が終わるとさっさと帰って10時間も寝る大谷と違い、球場外でも大活躍した。ま、昔の日本の野球選手も酒にまつわる武勇伝はたくさんある。まして今から100年前である。アメリカでも酒やたばこに規制はない。酔って運転して事故を起こしたり、そりゃいろいろあった。しかし彼の子供好きは変わらなかった。

ルースはいかなる有名人に対しても頭を下げず、むしろ挑戦的・尊大な態度を示していたが、子供たちの話題には弱かった。ルースが暴飲暴食、不規則な生活で練習を怠け、成績不振の状態が続いていた1922年の11月、そんなルースを励ますパーティーの席上で一人の議員(後にニューヨーク市長になったジミー・ウォーカー)から「国中の子供たちがラジオに耳を押し付けて、君を英雄のように思いながら君のプレイを楽しみにしているんだ。その英雄がこんな体たらくで、子供たちを失望させていいのか」と詰問されたときには、ルースは涙を流して反省し、それまでの生活態度を改めて再び練習に打ち込むようになったという。

(ウイキペディアより)

 

いい話だなあ~( ノД`)シクシク…

 

 

別に大谷に酒を飲めと言っているわけではない。

ましてギャンブルをやれと言っているわけではない。

だが、私はワイルドなベーブルースのほうが好きだ。

そして沢山の小さいファンが大谷を英雄としてみている。

そこは意識してほしい。