阿部謹也氏と宮田登氏は1歳違い | 大河と龍

阿部謹也氏と宮田登氏は1歳違い

それがどうしてこうも違うのか。。。。

 

ちょっと宮田登氏の本を読んでいたら、日本民俗学を批判しているので調べているうちに、そういえば同じ世代の阿部謹也氏はいくつなのだろうか?という疑問に突き当り、調べてみたらほぼ同年齢だった。阿部謹也氏はドイツの中世史が専門だが、ある意味、正当な史学を研究したまっとうな学者である。

 

 

 

阿部謹也氏は業績がすばらしいし、著作も読んで面白い。対して宮田登氏はなんだかなあ。。。。柳田國男の系譜は昭和で途絶えてしまい、直接の弟子たちはいなくなり、安易に柳田國男の業績を批判する輩が増えてしまい、結果日本の民俗学は停滞してしまった。いやむしろ、後退している。ま、考古学などは捏造までやっているからそれに比べればまだいいほうか(笑)。

 

カントにもどれではないが、もう一度、柳田折口あたりにもどるべきだ。両氏の提示した問題に答えてから新しい民俗学を始めても遅くない。だが、柳田國男の文章は何を言っているのかわからないんだよなあ。。。簡単な日本語なんだが。。。。自分でも言ってるぐらいだから罪作りである。