朝から眼科の検査を行って、夕方の4時頃その全ての結果がでた。
「視力は落ちてますが、特に問題はないですね。」
(問題ない? 弱視になっているのに??)
患者の気持ちを逆撫でするような、医師の無神経の一言。
僕はこの病気になる前に、免許証を落として再更新をしていた。
つまり9ヶ月あまりの間に、急激に視力が弱視になるまでに落ちたのに「問題ない?」の一言。
勿論、本当に問題のない事なら検査に費やした時間も無駄ではない。
しかし現実として、視力の低下は認められており、
しかも矯正しても両目で0.5までしか上がらならくなったのに、「問題がない?」
医師の言っている意味がわからなかった。
(何を言ってんだ、この人?)
「先生、 9ヶ月前にはこの眼鏡で免許証が取れるだけの視力があったんですよ。」
「何で急にこんなに視力が悪くなったんですか?」
「そういう事って起こりえることなんですか?」
「だとすれば原因はなんなんですか?」
という僕の不安を含んだ質問に対して医師の答えは、
「夏樹さん。そんな事いったら、近眼の人はみんな病気になってしまうでしょう。」
「しかも矯正をして0.5あれば日常生活に問題はないでしょ。」
質問に対しての答えになってない。
そんな言葉を言うために、朝から6時間もかけて、いろんな検査をやったのか?
それだけなら、視力検査で十分だろう!
本当に専門医からでた言葉なのか、自分の耳を疑いたくなるような発言。。。
カルテをきちんと見ているなら、すでに体がいう事を効かなくなり通常の日常生活が送れなくなっているという事なら明白にわかるはずだ。
視力だけの問題じゃない。
ここでも、自分の専門知識に頼りすぎて総合的に患者の立場にたって問題解決を考えようとはしてもらない。
(もういい。。。話にならない!)
この前の精神科といい、この眼科といい、大学病院という名だけで売っているとしか考えられない無神経な医師の発言。
この大学病院で患者としての尊厳を無視された発言や態度は、入院していた時、精神科、眼科と何度目だろう。。。
病院に患者としてくる人間が、どれだけの不安をもってくるのか、
患者の気持ちをまるで考えもせず、御自身の知識と統計学を引け散らすだけの医者という肩書きのついた人間を、
血の気の多い時だったら、僕はこの場でぶん殴っている所だった。
嫌、正直言えば、ぶん殴りたい気持ちはあった。でも、それだけの腕の力も無かったし気力も失せていた。
「問題ないの弱視」になった僕は、次のS医師の待つ神経内科にむかった。
(今日は長い一日になりそうだ!)
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