省かれる者と勝ち組の作ったルール　3

議員宿舎の問題で、知名度のある「○添議員」がTVおっしゃっていました。

「我々、国民の代表が、あんな狭い場所で仕事できると思っているんですか？」

仕事の良し悪しって、部屋の広さで決まるんですか？

他の議員さんもこう言っていました。
「今の少子化問題は、旦那が6時までに帰宅しないから、妻が一人で面倒見なくてはならないからだ。」と偉そうに声を荒げて言っていた。

その議員さんに言いたい。

今、日本で6時に帰宅できる企業の割合を他の海外と比較してみてください。

みんな帰りたいと思っていますよ。

でも、それを我慢してでも働かなければ、給与が減っていくか職が無くなってしまう。

そこまで一生懸命働いても、給与に反映されるのは微々たるものなのですよ。

そんな当たり前の現状も把握してないのですか？

それに比べ、議会という国民のための審議を行う場で、無駄話しをしたり居眠りをしていたり、挙句の果てに議長までが審議中に似顔絵を書いているあなた達の方に偉そうな事を言われる筋合いは無い！

ワーカープアー等が増えて、一生懸命働いても生活が最低水準に達していない人がいるから、生活保護費や障害年金を下げるのではなくて、そういう人達に雇用機会を与えるようにするのが「再チャレンジシステム」なんじゃないですか？

僕らの中には、ハローワークに行っても求人誌を見るまでもなく病気や障害で働きても、働けない人がいっぱいいる事も忘れないで下さい。

そして、僕らは決して楽な生活をおくれている訳ではありません。

ましてや、治療費等で普通の方よりも出費は多いのです。

仕事を探すのは、今の高校生以下です。

最初の話に戻ります。

672人の国会議員の皆さん貴方達は、「国民の代表」だと口をそろえておっしゃりますが、

ならば、国民の知らないところで税金の無駄使いをしないで下さい。

そして、それをいかにももっともらしい事を言って、国民になすり付けないでください。

予算の使い道、ご自分達の都合のいい事だけを考えているのでは無く、本当に「国民の代表」として国民のためを思って真剣にやっていれば、居眠りなんかできないでしょう。

民間企業では、そんな事できませんよ！

先日今年度の予算案が可決されました。

それを僕は病院のベッドからTVで見ていました。

TV中継されているというのに、さもそれが正しいかのように国会の日程がせまっているという理由で、きちんとした議論も終わらないまま、いい年のお年を召した「国民の代表」さん達が議長のマイクを取り上げようと乱闘並みの事をして、強引に裁決されました。

これが我が国の議員制民主主義というものなのですか？

これらが、勝ち組の作ったルールです。

ルールを作るのが仕事ですから、決して自分達に不利になるようなルールは作りません。

ましてや過去にそういったものがあっても、作り変えてしまえばいいんです。

最後に、「国民の代表」と豪語するなら、国民の意見を聞く姿勢を持ってください！

選挙の時だけ、ニコニコ必死になって当選したら、いきなり「先生」と呼ばれてふんぞりかえっているいる事、事態がおかしい！

もっと真剣にご自分達に都合のいい事ばかり考えてないで、我々の事を考えてください。

「美しい国、日本」って誰のためですか？

今夜、僕は叫んでやる！　

「王様は、裸じゃないか！」って｡｡｡

長文に渡り、読んでくださってありがとうございました。<(_ _)>

お願いがあります。

「省かれる者と勝ち組の作ったルール　2～3」を読み終わった後に、軽くでいいですから、

前の「省かれる者と勝ち組の作ったルール　1」にもう一度、目を通してみてくださいませんか？

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