午前中、地元の柏原公民館へ行って、軽く打ち合わせをした。
僕が所属している地域の青少年健全育成団体の総会が、この新型コロナウイルスの影響で出来なくなり、各理事に総会資料と賛否確実書を送付し、その返送をもっての書面議決とし、その確認などのための打ち合わせだった。

その足で市役所まで出向いた。
市役所の窓口じゃないと出来ない申請があったからだが、窓口の方がてきぱきとしていて、数分で済んだ。


朝から雲が多かったが、久し振りに智光山公園へ行ってみた。
あ、ちなみに虎之助は、市役所にも智光山公園へも連れていった。
智光山公園の一角にある、僕の修行先の市民総合体育館の自粛解除はまだ先で、六月いっぱいは休館の予定。
何となく建物がくすんで見えるのは、気のせいだろうか。



公園の中では、まあまあの人たちが散歩やジョギングをしている。
自粛が解除されたせいなのかどうか、マスクをしないで歩いている人がかなり増えている。
東京都では、東京アラートが発動されるようだが、埼玉県民は第二次、三次の感染が怖くないのだろうか。
マスクをしてない人に注意をしてトラブルになるのも嫌なので、そのまま通り過ぎたが…。

虎之助との智光山公園の今日の散歩、5.2km。


新海誠監督の『秒速5センチメートル』を観た。

まだ幼い少女が少年に、
「桜の花びらの落ちる速さは、秒速5センチメートルだ」
と教える。
実際に桜の花びらが落ちる速度は秒速2メートルほどで、雪の落ちる速度は秒速50センチメートルくらいらしい。

智光山公園の花菖蒲園では、花菖蒲が咲き出している。


立派なカメラを持って撮影する人たちもいて、これからさらに花菖蒲が咲き乱れることだろう。


『秒速5センチメートル』の話をしていた幼い少年と少女に流れていた人生の時間は、その先(未来)に繋がっているようでいて、選ぶことの出来ないパラレルワールドしかなかったのかもしれない。

僕はまだ、あの時の、あの気持ちのまま…を続けているだけなのだろうか。