早めに買い物をと思い業務スーパーへ行ったら、まあ蜜!
いつもなら珍しい食材がないかと店内をうろうろするのだが、今日はあらかじめ決めていた必要な物だけを買い、さっさと家に戻った。


午後、またしても『かしわばら農援隊・農場』に寄った。
じゃがいもの花が咲き、小玉スイカの蔓もどんどん伸びている。


(↑クリックするとYouTubeにリンクします)


虎之助は、やはり広い風景が好きなようで、畑の中をあっちへ行ったりこっちへ来たりしている。


25年ぶりに、TBS系ドラマ『愛していると言ってくれ』が再放映されるというので、畑での散歩は短く切り上げた。
虎之助は不満のようだったが、しょうがない。


畑の帰り際、顔見知りの向かいの畑のおじさんがいたので挨拶したら、
「豆、持ってけ」
と言ってくれたので、おじさんの畑に実っている空豆をたんまりともいじゃった(笑)。


家に戻って早速茹でた。
初夏の香りと味。


ドラマの常盤貴子も豊川悦司も、流石に若い。なにしろ25年前だ。
本放送があった1995年、僕ら一家は横浜市からここ狭山市に引っ越した年で、順風満帆な暮らしに何の疑問を抱く余地もなかった頃だった。
だからということでもないが、北川悦吏子脚本のこのドラマも〝こういう恋愛もあるんだ〟と、常盤貴子の初々しい演技に一喜一憂しながら観ていたものだった。

テレビって、〝本当〟を映しているようで、実は虚構の世界をいかにも本当のように見せているだけのものだと、僕は思うようにしている。
それがドラマであってもニュースであってもね。
だからテレビを観ていての喜怒哀楽は、その場限りの感情にしておかないといけない。
SNSが流行り出した当初は、その利便性や手軽さがもてはやされたけど、今はその功罪の〝罪〟ばかりが取り沙汰されるようになり、規制の法律も作られそうなのは、言わば自業自得なのかもしれないとの自戒を込めながらの今日の短い畑の散歩、4.1km。


畑は、地元の青少年健全育成事業の一環として、やはり地元の公民館と共同で運営しているから、勝手にあれこれを植えることは出来ないが、周りの菜園をやっている人たちとコミュニケーションが図れるし、こうして旬の作物を頂くこともあって、なかなかに楽しい。
テレビの中の世界にああだこうだ言うよりも、畑を見ながらああだこうだ言う方が、よほど心にも身体にも良い…と思っている。