春はあけぼの やうやうと…ってな朝。

雲が多く、昨夜は多少の雨が降ったのだろうか、空気が湿っぽい。

 
 
今日は月曜日なのでプラスチックゴミの日。
洗濯も終え、朝ご飯も食べ、そろそろゴミ出しに行こうかというところへ、同じアパート内の友人のSさんが飛び込んできた。
「大変、ゴミ置き場がっ!」
慌ててゴミ集積所へ行くと、このアパートの住人のものではないと思われる、木の枝葉を含んだ雑草の袋が7袋ほど置いてあった。
アパートの敷地内に植栽はあるけれど、管理会社が来て手入れを行なった形跡がないし、自治会の班単位で集積所は割り当てられているので、わざわざ他の集積所に持っていくような住民もいない。
ということは、近辺の誰かが置いたものではなく、誰かが車で通りがかりに捨てていったものだと推測出来る。
まったくもう!
一緒にペットボトルや缶ビールの入った袋も捨ててあった。
 
 
ただでさえ新型コロナウイルスのせいで、なにかと世の中が殺伐としているのに、こんなことをされたらより気持ちが荒んでしまう。
〝どうしてこういうことをするんだろう〟と思ったが、相変わらずパチンコに行く人はいるし、陽性判定が出たのにも拘わらず山梨と東京をバスで往復しちゃうお方もいるし、多摩川で大人数のBBQをする輩もいることだから、人間の性善説をどこまで信じたらいいのだろう。
 
 
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〝プラシーボ効果〟という言葉がある。
お腹が痛いと言われた時に、腹痛の薬ではなく単なる粉(小麦粉でも白玉粉でも片栗粉でも)を「痛いのが治るよ」と言って服用させると、場合によっては効果がある…ことをプラシーボ効果と言う。
良い意味でのプラシーボ効果ならいいが、〝こういう非常事態だから、どんなことをしてもいいんだ〟というような、悪さが増長されるようなことは、自分でも戒めるが誰にでもやってほしくないと思いながらの今日の散歩、4.6km。
 

農道を歩いていると、10分から15分ごとくらいにやはり散歩している様子の人と擦れ違う。
多分みんな、とにかく外に出たいのだろう。
都会と違うので、ここは密接するような距離で擦れ違うこともないから、それぞれがそれぞれのペースで歩いていても、とくに問題もない。
ほとんだがマスクをしているしね。
 
 
北海道の友人から、桜やつつじが咲き始めたと連絡がきた。
北海道はこれから様々な花々が、一気に咲き始める。
僕の故郷である湧別町はチューリップの花が有名で、オランダの風車のような建物とチューリップが咲き乱れる公園があるのだが、駐車場は閉鎖になり、今年のチューリップを楽しめないようになってしまった。
 
出掛けることも花を愛でることも、今年は出来ないが、花は来年も咲く。
地球の回転が止まない限り、日はまた昇るし、日が昇り続ける限り、季節は巡ってまた花は咲く。
この静かなGWも花も毎日も、今年の分と合わせて来年は二倍楽しめるように、今しばらくは…我慢がまん。