パルいずみ、あらま彦です。
その昔々というか相当昔、
「夕日のガンマン」のテーマソングや「ど根性ガエル」、
はたまた「トムとジェリー」のトムが飛び跳ねる場面で聴く
「ビョ~~ン」という音(ほとんどの人は???でしょうね(汗))。
面白い効果音もあるものだと思っていたところ、
これまた昔々の「ゴッドファーザーPartⅢ」を見て、
それが楽器の奏でる音であることを知ったのでした。
(金属製の口琴)
その名は「口琴(こうきん)」。
竹製のアイヌのムックリは知っており、
持ってもいたのですが、
その時初めて、金属製で出来た口琴を知り、
また、
その楽器の音色の魅力を知りました。
そうなると、
もう欲しくてほしくてしょうがなく、
通販で第1号を購入。
そして違った音色を求めて、
あっという間に手元には5つの口琴が。
小さな楽器を、
身体を共鳴体にして奏でる魅力に、
どっぷりとつかったものでした。
口琴は、世界各地に様々な形で存在し、
日本では、平安時代に金属製のものがあったこと、
さらに江戸時代(1824~1825)には
「びやぽん」という鉄製の口琴が大流行したという歴史があり、
実に興味深いものがあります。
口琴は、現在でも様々な音楽ジャンルで活用され、
また、ソロ演奏もされたりしています。
口琴の魅力は、
なんといっても身体もその楽器の一部としてあること。
実は、このブログを書くにあたって、
さて何にしようかと思いめぐらしているとき
目に留まったのが、
棚に何年も放置されていた口琴。
久しぶりに手にして、
改めてその楽器の持つ魅力にふれ、
「ビョ~ン!ビョ~ン!」と音を出しながら、
また、新しい口琴を購入しようかしら
と思っている今日この頃です