こいつは天下一品ラーメン
俗に言う天一ですね。

めちゃくちゃ並んでるのをみたことがあるし、各方面で大好きだと言う話を聞く。ので食べに行った。

もう4〜5年前だと思う、渋谷で。

正直初めて食べた時は人が食うもんじゃねぇ!!!

粉っぽいしドロドロしてるし、コッテリの意味を履き違えてんじゃねぇのか?とも思った。

二度と食うか!と心に固く誓ったのを覚えてる。



そこから2〜3年一切食べようとは思わず、存在すら気にしなくなった。


が、偶然飲みに連れて行ってもらった帰りに締めで食べることになる。
五反田の天下一品だ。

「あれ?」うまいかもしれない。
だいぶ深く飲んだ酒のせいか不思議とうまく感じた。


三度目。これはどこだか覚えてはいないが、二度目のあの感じが自分でも信じられなく、もう一度食べてみよう。と意を決して食べてみた。


うまい


うまいのだ、なぜだかはわからない。
もう天下一品というものを知ったからうまいと思えるようになったのか、もしくは一度目の壁を超えたものだけに与えられる旨味があるのか。

もし、あの時最初の壁を越えていなければ僕の中からうまいと思うものが一つ減っていたと思うと、ゾッとする。

天一の神に導かれたのだろう。

今では僕も急に「天一くいてぇなぁ」と思えるようになりました。

まぁ別に越える必要もなかったと思うけど。
うまいと思えるものは一つでも多い方がいいよね。