お久しぶりです。

 

 執筆や読書をサボっても、なるべく物理の学習は続けています。

 

 先日、堀田先生の「入門 現代の量子力学」という本が発売されました。発売日に2刷、今日は3刷の重版が決定したくらい、評判の専門書です。

 

 

 量子力学といえば、訳のわからない学問と言われて久しかったのですが、研究が進み、かなり体系だったものとなり、量子ネイティブが生まれるようにと書かれたものがこの本です。

 ただ私にはまだそれがすらすら読めるだけの数学と物理の基礎がない(忘れてしまった)ので、もう一段階丁寧だと言われている前の先生の「よくわかる量子力学」も同時に買いました。

 

 

 そしたら堀田先生の本の付録に出ていた参考文献やおすすめ本の中にこれがあってお揃いています。

 

 しかしまだそこまでたどり着くにはやらなくてはならないことがたくさん。

 そんな時に松浦先生の「量子とはなんだろう」というブルーバックスを思い出しました。

 

 

 ネットの懸賞で当たった本ですが、私に取っては興味津々の内容です。

 まだ物理や数学の復習を始める前に一通り読んだ時の感想は、「量子力学を勉強するにあたって概念を頭に入れること。同時に自分がどの分野が解っていないのかを確認するために、物理学科の一、二年生が読むといい本だな、と思いました。

 最初に読んだ時は物理の復習を全くやっていなかったので、過去の記憶を思い出しながら読み進めました。

 でも今回はメモを取りながら読んでいます。

 古典力学を一言でうまく表現したかと思うと、いきなりε-δ論法が出てきて、涙目。大学は教養の「微分積分」に出ていたのですがよく分からず中谷でいたところ、偶然にも教育系YouTuberのヨビノリたくみ先生の解説を以前見たことを思い出し、復習で観ました。

 古典力学だと気楽に読んでいて、いきなり大学の数学が出てきた日には、どうすりゃいいのやら。

 と言っても、一般の人が読むときはさらっと流せるようになっているので、なんの問題もありません。

 

 今はこの本をベースに。量子力学の基本を学んでいるところです。

 前に比べて、数学や古典物理の復習をしたのが功を奏したのか、予想より読みやすく、理解できるようになりました。

 というか、この本を読んだ後の理解度がも一つで自信を無くしたのが、物理を勉強し直すきっかけになったようなものです。

 

 みなさんも「数学、物理は嫌い」なんて言わず、扉を叩いてみてください。

 色々と発見がありますよ。

 

 

 今後、不定期にですが、勉強や執筆の進捗を記録していこうかなって思っています。