みんな、4月の一ヶ月間がんばってきた春季造林の話ばかりなので、
ぼくはちょっと違うネタを紹介します。
今年の春、私の住むトキ村では、家の建設ラッシュです。
その数32軒! へへー、ちょっと多いでしょ?
(集落の半分近いよね!?。こりゃすごい!)
じつは政府が投資することになったんです。トキ村は貧しいからかなー?
(トキ村は、内蒙古貧村1000選?だかに選ればれてます。
すごいランキングですよね。。)
でもタダじゃないですよ。条件があります。
(そりゃそだろ。)
条件その1
「トキ村で土レンガ造りの家に住んでいること」
レンガって2種類あるんですよ。
街で普通に見られる赤いレンガは土を焼いてつくった焼レンガ。
でも、農村では土レンガというものがあります。
これは、池の傍などの水はけの悪い場所から粘土状になっている土を
四角く掘りだして乾かしたものです。
これの特徴は、
なんといってもタダ。
焼レンガを買うと高いから、
貧しい農村の住民は土レンガの家を建てるんです。
でも、毎日雨が降り続くと壊れちゃうんだよね。
(まあ、そんなことは滅多にないから砂漠化するわけだが・・)
だから政府は、土レンガの家から焼レンガの家に住み替えさせたいんだね。
(うーん、、そうなのか?
条件その2
「建設料金として2万元を政府に支払うこと」
ほらね。タダじゃないんですよ。
でも、普通に焼レンガの家を建てようと思ったら
最低でも5~6万元するので、差し引きまだまだオトクだね♪
(公的補助と言うんですよ、うぇんじゅん君。日本だと税制優遇とかだけど、
そんなまどろっこしいことせず、バーンと出してやるところは偉いね。)
というわけで、32軒もの建設が一斉に始まりました。
右が従来の土レンガの家。左が建設中の焼レンガの家です。
違いがわかるかな??
同じ規格の建設中の家がずらーっとたくさん。
中央が入口。左右に1部屋ずつと、奥に食事を作るかまどや物置などを配置します。
昨年頑張って自力で建設した人はもったいなかったねー。
(む・・バイクのアンダーウェアが購入直後にセールが始まって
むかついてるぺいぷーさんとしては聞き捨てならんな・・)
(おしまい)