久しぶりにドラマ、と映画。 | あの頃は若かった

あの頃は若かった

50代半ばの生活や仕事、人間関係について書いています。老化や性のこと、心や精神世界のことなど、現在の課題について考察しています。

面白いドラマを見つけました。

 

 

 

時代について行けず、家でも会社でも、昭和の凝り固まった根性論と自分の偏見・価値観を押し付ける同年代の痛いおじさんを、原田泰造が演じています。ともすればパワハラ、モラハラ、アルハラともとれる言動をしてしまうおじさんですが、若者の友達ができたことで、それらは今の時代はアウトであることを知り、現代の個人至上主義や多様性の時代の思考に〈アップデート〉していく、というストーリーです。

 

これはぜひ夫に見せたい!と思います。娘たちとのギャップも感じているはずですし、仕事場の若者にも驚くことも多いと聞いています。さすがに柔軟には対応しているとは思いますが、家庭では未だに相変わらずの男尊女卑発言。男性の方が時代が変わったことについていけなくて、周りから見て「アウトだなー」って思うことが多いのではないでしょうか。そういえば職場の上司(70代)も〈飲みニケーション〉取りたがるなあ。夫との関係もいろいろ聞かれる(仲いいのかとか、ちゃんと私が主婦しているのかとか)。そういう話はつまらないからあんまりしたくないけど、やっぱり画一的なイメージで見られるのは違和感があるなあ。

このドラマは今の時代に合っていて、着眼点がいいと思います。次回からはぜひ夫と見たいと思います。

 

 

あまり集中してTVを見れなくなっているのですが、今年はNHKの大河ドラマ『光る君へ』にもチャレンジです。歴史上の人物、紫式部を題材にしていますが、完全に創作とのお話です。1話目はかなりショッキングな場面がたくさんありました。でもどのように源氏物語ができあがったのか興味があり、これから楽しみでもあります。

 

 

もうひとつ楽しみにしているのは、マンガの実写版ですが映画『ゴールデンカムイ』。娘が好きで全巻揃っています。「ただのコスプレではないか」と前評判はよろしくないのですが、題材としては壮大なテーマであり、原作は本当に史実に忠実で膨大な資料をもとに魂を込めて描かれておりすばらしい。自然との闘いやアイヌの暮らしも、丁寧に描かれていました。なのでどのように描かれているのか、ぜひこの目で確かめに行きたいと思います。