去る3月1日、UCAの講堂で日本語コースの卒業式がありました。

このクラスは私が着任してから2年間、ほぼ毎日顔を合わせていたクラスです。私の活動のほぼすべてといっても過言ではありません。

当日まではプログラムを作成したり(学生が)、出し物の練習をしたりと順調にいってるのかな?と思ってましたが…


当日は本当にバタバタでした(;´Д`)ノ


主席の学生がスピーチ練習してないどころか、原稿さえ持ってきてない。漢字の読み方を聞いてくる(講堂で!)


女の子たちの髪型凝りすぎ&着付に時間がかかる。


男の子たちの出し物がすべて女の子頼み。全然準備してない。(忙しいのは言い訳にならないよねー。みんな忙しいんだから(`Δ´))


来賓含む皆様を大変お待たせする。すごく嫌な汗をかきました…(´□`。)


時間がなくなり全員のスピーチがカットされる(´・ω・`)


でもとりあえずみんなそろって卒業できたのでよかったです(*´Д`)=з

ニカラグアの首都マナグアで緑茶を飲む

ニカラグアの首都マナグアで緑茶を飲む

主席のスピーチ。絞れなくて二人です。女の子は原稿を何度も練って練習もしてたので、とても立派にスピーチしていました。彼女はニカラグアのストリートファッション(さすがにストリートは危ないし、ハイソな人はそもそも道を歩かないため、ショッピングモール内の撮影だけど)のサイトを作っていたり、1レベルから通して優秀だった人です。
男の子はレベル1の時合格点ギリギリで「大丈夫か?」と心配してたのですが、途中から才能を発揮し、後半は常にトップでした。準備してなくてもまぁまぁスピーチできてしまうところがズルイですね…( ̄ー ̄;

ニカラグアの首都マナグアで緑茶を飲む
女の子の出し物。短期間でがんばって練習しました(-^□^-)
ニカラグアの首都マナグアで緑茶を飲む
プログラムの最後にあったevento sorpresa(サプライズイベント)。なんとみんなから私へのプレゼントでした!全然考えてもなかったから本当にうれしかったですo(^▽^)o袋がニカラグアの国旗ですごくかわいい!中身は人形でしたo(〃^▽^〃)o名前はホセとマリアだそうです(笑)

~番外編~

ニカラグアの首都マナグアで緑茶を飲む
全然関係ないけど、土曜日の学生がりんごをくれました!なんの脈略もなく!彼女はカタカナのできない学生のために、手作りのカタカナノート(書き順や読み方が書いてある)を2冊も作ってくれた人です。本当に優しいヾ(@^▽^@)ノ

とうとう帰国まで二週間を切りました!なんかそわそわして、やることたくさんあるハズなのに無駄に時間を過ごしてる気がします(^_^;)ちゃんと帰れるかな…。

あと二週間、ニカラグアで楽しい思い出を作りたいです(*^▽^*)

2月22日(金)に日本庭園環境センターにて日本語スピーチコンテストが開催されました(^∇^)


最初は日本文化紹介。風呂敷講座がありました。


この講座の講師の方、日本人じゃありません!ニカラグアの方です。この方の風呂敷への愛がなんかもうすごいです(  ゚ ▽ ゚ ;)実践に入る前に、実に20分にわたり風呂敷の歴史や有用性について熱く語ってくださいました。
ニカラグアの首都マナグアで緑茶を飲む

風呂敷への愛があふれた講座(°∀°)b


そしてスピーチコンテスト。

今回はマタガルパというところで活動している隊員さん経由で二人UCAの学生じゃない参加者がいました。そのうちの一人は、去年のスピーチコンテストを見に来て、「来年は自分も出たい!」と言っていた方でした。その思いを持ち続けて、今回参加してくれたことに心から拍手を送りたいですo(^▽^)o


みんな忙しい中、たくさん練習して堂々とスピーチしていました!
ニカラグアの首都マナグアで緑茶を飲む
今年のganadora!!去年は2位だったけど、今年は1位になることができました(‐^▽^‐)彼女のスピーチは内容も深かったし、態度も堂々としていて本当によかったです。後半は足が痛くて(その週の初めに階段から落ちて痛めてしまった)ところどころ間違えたり忘れたりしてしまいましたが、それでも最後までがんばりました!

2位から4位まではレベル6の学生が独占!スピーチにレベルは関係ないですね\(^_^)/

努力してもなかなか発音やアクセントが難しい人もいれば、すんなり越えていける人もいる。スピーチで輝ける人もいれば、文法テストで能力を発揮する人もいる。

誰もがどこかで必ず輝けるものを持っている、と思います。

このあとごはんを食べに行き(ごはんっていうか、お酒とつまみだったけど(´・ω・`))、なんか流れでコンサートに行くことに。

いつも金曜日の夜、どこかからコンサートの音がガンガン聞こえてきて眠れなくてイライラしてたのですが、まさか自分がそのコンサート会場に行くことになるとは…( ̄□ ̄;)ライブ会場って、大学のサッカーコートとかに設置されるんですね。住宅街とか関係なく野外です。日本じゃあり得ないです。

演奏したのはCAFE TACVBAというメキシコのバンド。「有名なの?」ってきいたら、「ビートルズぐらい有名です(°∀°)b 」といわれ、ホントかよ、と思いましたが、調べてみたらラテンアメリカ音楽界のトップバンドらしいです(wiki先生より)

初めて聴きましたが、なかなかノリがよくていいバンドでした(・∀・)


そんなわけで、スピーチコンテストで始まりコンサートで終わった内容てんこ盛りの一日でした:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

次は卒業式です!笑顔で卒業できますように(*^o^)乂(^-^*)

もう2月に入って1週間が過ぎてしまいました!遅ればせながら、あけましておめでとうございます。あけまくってますね。すみません(´_`。)今年もよろしくお願い致します。


今日は私の2年間の活動のほぼすべてだった平日コースの授業が終わりました。


今日の午前に、学生から「授業のあとで小さいパーティーがしたい」との電話がありました。


その電話があるまで、私は最後の最後までリスニングをさせたり、発音矯正をしたりして、残り少ない時間を日本語力の向上のために使おうと考えておりました。


ですが、その話を聞いて、『日本語の勉強』よりも大切なことがあることに気がつきました。


協力隊の日本語教師は、派遣前に「技術補完研修」という1週間の研修があります。その研修が終わり、レポートを提出した後、技術顧問の先生からコメントが届きました。手帳に貼り、折に触れて読み返していましたが、最近特にしみじみ感じ入ることが多くなりました。

以下に引用します。


集合研修では、教室での指導技術としての教授法などよりもっともっと貴重なことを多く学んだようですね。しかしそれでも、実際に教え始めると、日々のノルマのようなものをこなすのに精一杯になって、その「貴重なこと」を忘れたりするのが普通です。ときどき思い出してください。

着任後は、ニカラグアの大学生や公開講座に集うニカラグアの人々の喜怒哀楽に敏感でありつづけてください。

10代目、いよいよ“二名体制”ですが、あまり肩に力を入れないようにしてください。内発的な発展を尊重してノンビリ行きましょう。「角を矯めて牛を殺す」は味わい深い諺ですね。


『角を矯めて牛を殺す』。

本当に深いです。

時に私たち(特にモノを教える立場の人)は、「正しいこと」がすべてだと思いがちです。「問題」には「答え」があると習慣的に刷り込まれています。

でも…「正しいこと」がいつも「いいこと」とは限りません。

私の授業はお世辞にも技術的に優れていたわけではありませんし、勉強不足も多かったですし、字も汚かったですし(気をつけるようにはしてたんですが、なかなか・・・(ノ_・。))、常に反省反省の日々でしたが、授業の内容よりも、今後の彼らの人生にこの2年間の経験が根付いて、『内発的に発展』し続けてくれることを心から願っています。


ニカラグアの首都マナグアで緑茶を飲む
いつの間にか撮られていた写真(・∀・)

月曜日は最終試験です。某経理部長とお話しして、「成績は火曜日か、水曜日…水曜日…」と水曜日をさりげなくアピールしたのに、「火曜日の午後まで(´∀`)」とピシャリと言われ、早速死亡フラグです。来週はJICA事務所での最終報告会もあるのに、ほとんど手をつけていません(T▽T;)

来週生きて乗り切れるのか、すごく不安ですがなんとかなるようにがんばります…ヽ(;´ω`)ノ