情報が分断されて報道されるので全体が良く解らない。一応まとめてみたが・・・・。

★.26日、原子炉建家地下1階、格納容器の一部で水をためる圧力抑制室を収納している「トーラス室」に工業用内視鏡のカメラや温度計、線量計を外部から挿入して初測定。
★.汚染水が約5m溜まっており、水温32度~37度。
★.放射線量は表面が高く10.3シーベルト/時(10300ミリシーベルト/時)
★.その後放射線測定器が故障し測定不可能。
★.水漏れが起きていると思われる破損個所の特定は出来ていない。
★、1号機は燃料の90%が溶け落ちているとみられる。

10.3シーベルト/時は、人が40分で死亡するレベル。
人が立ち入ることは出来ないので、ロボット等用いた作業になる。
が、ロボットは開発中、現状未開発。
つまり当分手付かずのまま放置するほか無い。
放置=放射能たれ流し。

半年前に野田君は終息宣言出したわけだが、その時点でこの状況は全くわかっていなかったわけだし、今でも実際どうなっているのかは解っていない。
放置は終息とは言わないのだよ、野田君。

で、各電力会社、株主総会で全社原発必要と表明。
この連中の頭の中はどうなっているのかサッパリ理解できない。
事故起こしたら対処不能という現実が目の前にあるのに、
安全に運転するという、根拠のない自信はどこから出てくるのかね??
脳天気以外の何物でもないだろ。

株主提案はすべて否決、電力会社側の提案はすべて可決。
この強引さを支えているのは、過半数の株を有する銀行・証券グループ。
つまり、原発推進する本体は現時点では金融界。
銭儲けの為なら、人の安全や生命など屁とも思わぬ連中。