こんにちは
今回は、富山県で随一、日本100名城に登録された高岡城を
紹介します。
七尾城から県道、富山湾沿いの国道160号を走行し、高岡市
市内に入り国道156号を通じて高岡城へ・・・。
▼ 高岡城周辺地図(ネット画像参照)
≪ 高岡城 ≫
「高岡城跡」は慶長14年(1609)、前田利長の築城。6年後の廃城の後も長らく
保存されました。キリシタン大名であり、築城の名手として有名な高山右近が
縄張(設計)したと伝承されています。
高岡城は、ベースとなる砦や城がない場所にゼロから築かれたとことも注目
すべき特徴。築城開始からわずか半年程度で未完ながら入城できるまでになっ
ていました。
面積の3分の1以上を水堀が占めています。水堀から出た土や小石で厚い地盤
を造り、その周囲に土塁を築造。また、曲輪と曲輪(二の丸、三の丸)を土橋
で数珠状に繋げている「連続馬出」の形式が特徴です。
水堀はほぼ完全な形で保存されており、現在は桜の名勝(日本さくら名所100選)
としても知られており、日本有数の水濠公園である「高岡古城公園」として
整備されています。
▼ 高岡城の残存水堀
高岡城の概要
所在地 … 富山県高岡市古城
入城料 … 無料(自由散策)
日本100名城のスタンプ : 高岡市立博物館
駐車場 … 無料 古城公園駐車場(小竹藪駐車場、北口駐車場)
▼ 高岡城跡公園案内図(高岡古城公園ホームページ参照)
▼ 駐車場から小竹藪広場を通って本丸へ
▼ 本丸跡への朝陽橋
本丸と小竹薮をつなぐ内濠にかかる赤色の太鼓橋、
公園名物の一つです。明治11年(1878)にはじめて
架けられました。
▼ 朝陽橋から見る北の内濠
高岡城は広大な面積や周囲を巡る水堀が特徴。水堀が廃城後も
保全されたことから、400年以上が経過した現在も当時のまま
の姿が残っています。
▼ 高岡城説明板
▼ 本丸跡(本丸広場)
▼ 本丸広場周遊歩道と桜 ▼ 本丸跡の前田利長公像
▼ 本丸跡と濠間にある土塁跡
▼ 高岡城跡のうつりかわり説明板
▼ 本丸跡に設けられた射水神社 ▼ 本丸の西内濠
▼ 土橋の石垣
本丸と二の丸を結ぶ土橋の両側に見られる石垣は、築城当時
からの貴重な遺構です。石の積み方は「野面積み(のづらづみ)」
と言われ、石の間にすき間があり不揃いな石や割石を巧みに
積み上げています。
高岡城には飲用水として使用するための井戸が複数ありました。
そのひとつであり城内でも最大とされるのが「民部の井戸」。
民部の井戸は直径約80cm、深さ約8mの大きさで、屋形を建て
て保存されていたため、今でも建築当時の姿を保っています。
▼ 民部の井戸
日本100名城のスタンプを求めて、高岡市立博物館(無料)に寄りました。
スタンプは当館内に設置しています。閉館後は、入口(屋外)に
移動されていますので、いつでも押せるようです。
▼ 日本100名城「高岡城」のスタンプ
▼ 高岡市立博物館の屋上から見た高岡城の水濠
▼ 高岡大仏が見える
高岡城の水濠をめぐる約25分の遊覧船に乗り水面からの
桜を楽しみました。(遊覧船…700円/大人)
▼ 水濠と満開の桜
▼ 朝陽橋ですれ違う遊覧船
▼ 中の島へ一の橋
明治40年湶町深田地内の民有地を公園に編入し、築かれた。
面積は約2,100m²で、小竹薮とは一の橋、二の橋によって
つながっています。
▼ 小竹薮広場、花見を楽しむ人々
古城公園の最も北の隅にあり、本丸に次ぐ広場です。
ちょうど、桜が満開でした。
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