離島・絶景の続名城登城&心に沁みる北九州14日間観光ドライブ その24
こんにちは
いよいよ、続・日本100名城の城盗りも最後の城になりました。
続・日本100名城の城盗り(登城)は、2018年4月6日の飯盛城
(地元大阪)から始まり、途中でコロナの影響で1年間ほど動けず
2022年11月のこの日で、100城目を達成することができました
続・日本100名城の最後に城盗りをするのは、最大の難攻不落で
離島対馬の「金田城」にしました
【 2022年11月09日(水) 】
深夜フェリーで博多から対馬に移動。
7時過ぎの対馬港ターミナルビルを出て、事前に予約していた
レンタカー事務所へ徒歩で…。
10分程の距離のなかで、対馬の看板、周辺マップと厳原港の
シンボル立亀岩が出迎えてくれました。
▼ 歓迎対馬看板と厳原マップ板 ▼ 立亀岩(修復中?)
▼ 厳原城城下町案内板
バジェットレンタカー 厳原港SS店(長崎県対馬市厳原町東里352-4)
で、レンタカーの事務手続き後、「金田城」へGo、Go
その前に、美津島地区公民館に立寄り、金田城のスタンプを獲得
します。
▼ 美津島地区公民館
長崎県対馬市美津島町鷄知甲1287-1
☎:0920-54-4044 開館 平日 8:45 ~ 17:30(職員対応)
▼ 公民館受付に城スタンプあり
パンフレットもあります ▼ 続・日本100名城「金田城」スタンプ
▼ 国道382号から県道24号を走行していると
金田城への脇道に入る標示看板が目に入ります
▼ 金田城への脇道入口部にある「金田城」の説明案内板
▼ 金田城案内マップ ▼ 狭い脇道に金田城への行先看板
狭い脇道を対向車が来ないように願いながら、走行すること、
5分ほどで、数台しか停めることができない駐車場に到着。
(既に1台停車中でした。)
時間は、9時20分…。
事前の調べで、登城には3時間ぐらい必要で、険しい部分も
あるとのことで準備も怠らないように。(快晴なので雨具は?)
いざ 大陸からの侵略に備え、浅茅湾の
南岸にそびえる山城、難攻不落の「金田城」
の城盗り開始です
▼ 登城口にある「国指定特別史跡金田城跡」碑
城盗り日時 … 2022年11月9日(水) 9:30~13:17
所 在 地 …… 長崎県対馬市美津島町黒瀬城山
金田城は、国の守りの最前線として築かせた日本最古の山城跡
の1つ。白村江の戦い(663年)で敗れた天智天皇が、築いた対朝
鮮半島防衛の最前線の古代山城(朝鮮式山城)です。山頂部に
石塁、山の周囲を取り巻くように石垣が築かれ、防人宿舎など
中枢機能があったと考えられています。1962年(昭和37年)
に長崎県史跡として指定。また、「国指定特別史跡」の長崎県
第一号に指定されるほど、歴史的にも重要な史跡なのです!
▼ 金田城城盗りルート図(パンフレット参照)
【金田城城盗り攻略】
駐車場 ⇒ 東南角石塁 ⇒ 三ノ城戸 ⇒ 二ノ城戸 ⇒ 一ノ城戸
⇒ 砲台跡 ⇒ 城山山頂 ⇒ 南西部石塁 ⇒ 南門跡 ⇒ 駐車場
駐車場 … 無料(登城口に数台停められる空地)
入城料 … 無料(自由散策)
三ノ城戸から一ノ城戸廻りのルートはかなり険しい
箇所や山道がわかりにくい部分があるので要注意!
▼ 駐車場からの登城口(車は侵入できない)
▼ 登城口からしばらく歩くと始めの絶景を見ることができます
▼ 金田城跡の見どころ南東部の石塁跡
▼ 石塁跡の標示杭 ▼ 掘立柱建物跡説明碑
▼ 掘立柱建物跡
▼ 東南角石垣への案内杭
▼ 東南角石垣へつづく石垣群
▼ ここから登城上級コース黒瀬湾廻り ▼ 黒瀬湾廻りの道標
▼ 三ノ城戸跡
南西約450m城中最も大きい谷をいう
▼ 金田城三ノ城戸の説明板
▼ 三ノ城戸跡から最初の難所(沢跡)を行く
▼ 現在地の登城ルート
▼ 三ノ城戸からビングシ山への道標 ▼ ビングシ土塁・門跡説明碑
▼ 門跡の礎石が残るビングシ門跡
▼ 防人住居跡に設けられた休憩所でちょっと休憩!
▼ ビングシ門跡からの山道 ▼ 二ノ城戸説明碑
▼ 二ノ城戸門跡説明板
▼ 二ノ城戸門跡
金田城の東に位置する城門。船着き場への道がつづく。
▼ 浅い谷の一ノ城戸の表示と説明板 ▼
▼ 一ノ城戸と思われる谷間
▼ 一ノ城戸からつづく険しい山道?いや、道じゃないよ!
▼ 滑りやすい斜面の登り山道
▼ 設置されているロープを掴んで安全に登ります
▼ 険しく、滑りやすい斜面を登りきるとそこは絶景でした
ここで登り切ったのかな~と思いましたが…まだまだつづきが・・・
▼ 浅茅湾の絶景(ここで一休み登城しはじめて2時間経ちました。)
▼ ここで、やっと半分超えたかな~
▼ 頂上砲台跡まで、まだまだつづく急斜面と木段 ▼
▼ えぇ ここ登るの
▼ やったやっと到着 砲台跡からの絶景
▼ 砲台跡の展望所から見た浅茅湾絶景
《日露戦争時の砲台跡》
大日本帝国陸軍砲兵部隊が駐屯する国防の最前線。国境守備兵・防人
(さきもり)が派遣された。「古代山城 金田城」は、1200年の時を経て、
砲台群の中枢である「城山(じょうやま)砲台」として要塞化された。
▼ 金田城の古代から一瞬に、日露戦争跡?に変化したような
世界観を感じた砲台跡が城山に築かれて区域です。
▼ 弾薬・火薬などの保管庫
▼ 保管庫入口部
▼ 敵の大砲などの攻撃による誘爆を避けるため、レンガと
厚いコンクリートで構築されています。
▼ 水の確保が課題の砲台の近くには必ず、雨水を三段階に
分けてろ過し、貯水する井戸が設置されています。
▼ 弾薬・火薬などの保管庫
▼ 城山に設置されている金田城跡碑と説明板
▼ 城山の砲台跡から、さらに山頂への山道があります
▼ 金田城山頂への看板(けっこうな急斜面です)
▼ 登城ルートで見る現在地
▼ 山頂の岩に掲示されている「城山」標示板
▼ 山頂からの浅茅湾絶景
絶景を見ながら昼食のおにぎりを食べ、休憩しました。
▼ 山頂からの浅茅湾絶景
城山の山頂からの絶景は最高だ
▼ 気持ちいい、最高の世界を味わっています
▼ 山頂の南部は石塁崖
▼ 山頂から南方黒瀬湾の絶景
▼ 軍道は、登り・下りどちらも馬車が暴走しないよう、一定の
幅・緩傾斜の軍道が整備されています。 ▼
▼ 下城途中に南西部の石塁跡を見る
▼ 金田城南西部の石塁跡
▼ 軍道途中の東屋に設置されている金田城跡絵図説明板
▼ 金田城の最南部の南門跡の説明碑
▼ 南門跡
金田城跡の駐車場から始めた城盗りから、駐車場に戻って
きたのが3時間47分後でした。
今までの城盗りの中では、最長の時間でした。
さらには、登城山道が非常に険しく、急斜面も多く
文字通り難攻不落の金田城でした。
時間をかけ、苦労し、冷汗もたっぷり・・・
だから、山頂から見た絶景が忘れられないものになったことも
確かです。ほんとうに最高の気分です。登城して大満足です。
続・日本100名城の城盗りの100城目。
最強、最大の難攻・不落の金田城を制覇達成
「日本100名城」から「続・日本100名城」へ、総城200以上の
お城巡りをして、47都道府県も2度廻り達成感も最高値まで高揚
しています。
あとは、名城制覇日記をできたらすべて投稿することを次の目標に
したいです。(よろしく…)
離島・絶景の続名城登城&心に沁みる北九州14日間観光ドライブ その25 へつづく