おじいちゃんおばあちゃんがあれだったので
私、チャレンジしようと
思ったんです

めんどくさい事には
興味を示さない妹
お金も経費を貰えれば
興味なし

書類ごとはすべて私

ある日突然
お金のこと言われるのも
嫌だったし
あの頃はほんとに
これ、仕事じゃんってくらい
手間かかってた

そして現実問題として
お金が動かせない


後見人になれば
月額の報酬があって
お金の出し入れはもちろん
収支もきちんと管理できる

実家帰ったときに
地元の家裁に行って
話を聞きました

てんこ盛りの書類の提出
財産なんていうほどのもの
無いのに
証明を付けて提出
しかも、地元家裁へ、です

とてつもなくめんどくさい

それはまだ我慢できた

だけど、一旦申請すると
却下されても取り下げできない

司法書士なり弁護士なりを
雇って
報酬はその方たちへゲローゲローゲロー

マジですか

帰省費用、宿泊費、
施設へのお土産、
お昼代、夕飯代、
レンタカー代…

言っちゃなんだが
すべて切り上げての経費として
計算してました

妹、運転手。
日当も出してたし。

赤の他人に報酬支払って
お金の自由は効かない?

おいでおいでおいで


そして気付いた

私がおじいちゃんおばあちゃん2人の
後見人になったら
法律用語の利益相反か?

じゃ、絶対無理じゃん

ということで
やめたんですが
まあ、お金下ろすのは大変

暗証番号知ってても
1日の限度額、50万位だし
窓口で何かする

銀行からグルホに電話

本人に意思確認です

しょっちゅう、
おじいちゃんのご機嫌良いことを願いながら
事前に電話して

〇〇銀行の人、電話するから
大丈夫、任せてますって
言ってね

おじいちゃんん?大丈夫だが?
騙されでねが?

大丈夫、大丈夫
ほら、うち、売るって話たでしょ
お金かかるもの

なんて、トンチンカンな会話を
地元地銀の東京支店で
叫んでました
耳、遠いですからね

だんだん秋田弁

東京の中心(銀座のはずれ)で
秋田弁を駆使するおばチャン
笑い泣き笑い泣き笑い泣き


もう、笑われてるとか関係ない

ナンとかご機嫌損ねずに
うん、と言ってもらわないと
ならない

ま、それでも下ろせるだけ多分マシ

厳しい銀行はだめかも

そうなんです
銀行によって、そこの厳しさ
違うんですよ


おじいちゃんが亡くなった時
認知症のおばあちゃんをすっ飛ばして
保険証券の受取人を変更するのも
めんどくさかったわ


そんな中で知ったのが
任意後見制度

おじいちゃんおばあちゃんは手遅れ

司法書士に頼んで
公正証書か何か必要らしいけど
私と息子
お互いのために
これだけは絶対にやっておこうと
思いました

むしろ、
僅かな預貯金だからこそ
必要です

いま、ヤバいのは
ネット銀行
ネットの証券会社ですね

エンディングノートも
私の想い出、とかはいらん

必要なのは
ID、暗証番号
パスワードですねアセアセ