大地のゲーム 綿矢りさ
※あらすじ※
日本の半分が破壊される大地震が起きた設定。震源地の街にある大学が舞台となっている。ほとんどの学生が家族や友人を亡くし帰る家を失った。道路は全壊し大学は政府によって閉鎖され、学生は救援物資を頼りに学校で生活するようになる。また1年以内に大地震がくると政府は発表し、混乱と恐怖の中で、カリスマのあるリーダーが誕生し、私と私の男と部外者である女マリとの人間関係を書いている。
大地震という設定ですが、SFのような印象があり、SFにしては風景描写や説明が少ないのでいまいちピンとこない。違法ドラックを学生が作りゾンビになるとか。
綿矢りさの男女関係における気持ちの表現は大好きなのですが、こちらは非常事態の設定がほわっとしており、男女関係の気持ちにまで感情移入ができないというか、想像力がかきたてられなかったです。
