逢う為だけに -リアルタイム20200717- | 水底の月

水底の月

恋の時は30年になりました 

あれからもう1年・・・

 

去年の4月がターニングポイントだったとしたら1年以上になるけど。

 

 

 

色々と、心が動いた1年だった。

 

回して回して・・・諦めた。

雅治を嫌いになることも離れることからも、もう逢わないと雅治を封印することも止めて。

嫌いになるまで好きでいると告げた。


25年かかってやっと出した答え。


 

思いきって自らを解いて、いちばん最初の、好き以外無かった頃の感情に戻る。そしたら、仰ぎ見て焦がれるだけの人だったはずが、本当はずっと隣にいたことに気づいた。


 

「もう誰かとの比較も無理もしないように。勝った負けたとか負荷のかかりすぎる生き方をしないの。もっと自分のしたいように自由に生きてみたらいいのに」

 

 

「自分のしたいように?」

 

 

「そう。そりゃしなきゃいけないことはあるでしょうけど、もう全部を背負わないと言うか、ね」

 

 

 

 

負荷のかかるかからないで言えば、かかること、だけど「自分のしたいように」に背を押されて始めたことがある。それに伴う資格をひとつこの1年で取った。

 

「そうじゃない、僕が言うのは勉強しなさいって意味じゃない」と、雅治はきっと「自分のしたいように」は自分の思う気持ちのままで動いてごらんと、この関係を動かそうとしたのかもしれないけど。

 

 

スルー?勘違い?

 

いいえ、今まで学会がらみで逢いに行くタイミングを計った、そうじゃないと逢ってはいけないと強くストッパーをかけていた私が

 

逢う為だけに動く

 

こういうことでしょう?「自分のしたいように動く」

 

逢う為だけに、逢いに行く。

 

 

雅治の言いたいことを、勘違いして受け止めてはいない、はず。

 

 

 

 

相変わらず、私は自分で自分を忙しくするような動き方をする。自分を、敢えての方向に巻いていく。

 

そして私の視線も相変わらず、雅治を斜め45度の角度で追う

 

時間は1年ごとに加速するようで、毎日が早い。

 

時に、日常にすらついていくのが大変になったりもする。

 

 

 

それでも

 

1年前までの、25年間の不安定さからは手を離した私がいる。

 

 

 

 

逢えないことは不幸ではない

 

逢える時が逢う時

 

 

 

 

生きてきた中で、今が一番幸せ。

 

 

 

 

再会

 

 

 

 

 


女の本音・女心ランキング


にほんブログ村