さが桜マラソン2019 ④ 10~20㎞  | 明日は明日の風が吹く

明日は明日の風が吹く

走るのが嫌いなランナーもどき。月間走行距離80kmで永遠にサブ4と100km完走を目指し続けるらしい。

前置きなしで続き。

10~15㎞ @30:42

相変わらず苦しい10㎞過ぎ。

いつもなら7㎞~10㎞で一本目のジェルとBCAAを補給するのだが、全く胃が受け付けない。無理したら吐きそう。時々私設エイドもあるが、チョコやバナナなどの固形物も全く食べられそうにない。

とにかくエイドのアクエリアスだけが頼り。
ハーフまでなら水分のみでもなんとかなるはず。

そのあとはまた考えるが、なぜかそうめんなら食べられそうな気がするから、23㎞エイドのそうめんを楽しみに走ろう。


そもそも胃の中がまだ消化できてないから、これが消化されればエネルギーになるのか?

そんなことを考えてたら、

あっ。
M高史さんがハイタッチしながら颯爽と抜いていきました。

慌ててスマホ取り出して写真撮って。
そして背中を眺めながら思う。

関東近郊のレースにしかあまり出没されないM高史さん。(名古屋のエキスポにもいらっしゃってたけど時間が合わず会えず。)

こんなチャンスなかなかないぞ!!


ここから猛だーーーーっしゅ!!滝汗

一緒に写真とってくださーいラブラブ
走りながらのツーショットいただきましたラブ

(写真のセブンイレブンの位置関係でどれくらいダッシュしたかが分かると思いますグラサン)

ゼーハーゼーハー。
しばらくペースダウンして息を整えます(笑)
(インターバルのレスト中w)

もちろん、この時全区間で最速タイム(笑)

苦しいなかでの一瞬のテンション上がる出来事キラキラ

このために、かなり足と心肺を使ってしまったけど、後悔などあろうはずない!グラサン
(どうせまともに走るのはハーフまでの予定だし。)


そしてまた我慢の走りに戻る。
さっきのダメージは結構でかそうだ(笑)

大通りから右折して脇道に入り、だいぶ周囲がバラけて来たからか、道が細くなってきたからか、「ドキンちゃんだ!がんばれ!」の声が増えてきた。特に子供たちの声援は本当に嬉しい爆笑
私もなるべく笑顔で手を振って応えるようにするウインク


次のお楽しみは。

12㎞地点に職場でエイドを出すと言ってた友人を探す。
エイドが見えたらスピードを緩めて探して・・
みつけたーー!!
このMちゃんは、学生時代に家庭教師をしていた時の教え子なんです。ちなみにさっきのMちゃんのお姉さん。
すごい美人さんなんですー。そして新婚ホヤホヤウエディングケーキ
結婚おめでとうって直接伝えられてよかったラブラブ

またバルーンふんわり風船星

まわりに何もない田舎道でも、こうしてたくさんの応援があります。

近所の人が、なんかマラソンやってるみたいだから見に来てみたよ、せっかくだから応援しに来たよ、というような応援の雰囲気が好きで。もちろん知り合いが出てる人もたくさんいるのでしょうけど。

しまだ大井川のスタート直後や、掛川新茶の一部でもそういう応援ってあったけど、さが桜はそれがずーーーーっと続くんです。(少し途切れるとこもあるけど)

のちほど書けたら書こうかと思いますが、これは佐賀の県民性もあるのかな?(田舎あるある)
あとは、平坦でたくさん道があるので車があればあちこち移動して応援しやすいのもあるかな?(田んぼ道を抜けてどこにでも路駐w)

これこれ。
これが私が好きな佐賀らしい景色。
だだっ広い田畑に、遠くに見える山。そして青い空。

こういう一見退屈な単調な景色のなかを走るのが好きなんです。(だから河川敷や堤防も好き。)


このあたりは、走ってる間はまだなんとかキロ6弱を維持できてたようで。


15~20㎞ @31:09

このあたりは一番辛かった。
正直あまり記憶にないチーン
少し応援も減る区間だし・・

と、この辛いところで「せんせー!」って応援が。
昔一緒に働いてた、かわいい童顔ナースのMちゃん。
(登場人物、みんなMちゃんだ・・(^^;)

Facebookで走ることを告知したら、旦那が走るから応援行きます♪ってコメントくれてたんだ。
会うのは15年ぶりくらいなのに、見つけてくれてありがとう(^^)応援があるとやっぱり少し元気になれる!これ本当爆笑


しかし、やっぱり追い込まれている気分は「走れメロス」笑い泣き

時間通りになんとか吉野ヶ里に着きたい、その一心で時計とにらめっこしながら走る。
佐賀のエッフェル塔爆笑
これ、ここの板金屋のおっちゃんが、一人で手作りで作った有名なやつです。すごいおっちゃんなんです。

その名物おっちゃんが拡声器で応援してくれます。ドキンちゃんも名指しされましたよグラサン

ちょうどエイドもあるので、とっても賑やかなところ。


相変わらず水分しか補給できず。
なんとかエイドで止まったり、苦しみながらも6:10/㎞ペースは維持。

20㎞の通過、11時6分。

よし、このペースで約束の時間には十分間に合う。
セリヌンティウス、必ず約束は守るから待っててくれ!
(メロスじゃねーしw)
コース図を肴に酒が飲めます赤ワイン

走る前からよく知っている道路、よく知っている景色。
佐賀市には学生時代から16年間住んでましたから。
車やバイクで年中あちこち走り回ってましたから。

「佐賀市から吉野ヶ里まで走る、そして戻る」って普通に想像するとあり得ない感じの距離感なんですけどね(笑)



つづく