親の有り難み!

帰ると言えば 布団を干し

寝床を整え

今か今かと玄関先で

待ち続けたと言う

テーブルには

食べきれないほどの

ご馳走を並べ

再び別れるときには

姿が見えなくなるまでも

手を振り続けていた

どんなに憎まれ口をきいても

ただひたすら

愛情深く見守り続けてくれた

存在!!

側にいるときには

全てが当たり前のように

有り難みなど

思いもしないで過ごしていた

大切なものはいつも

失くして初めて気付く

もう何かをして欲しいじゃなく

してあげたいだけなのに…。