遠い昔 子供の頃  石につまづいて転んだ私に 母は決して手を貸そうとはしなかった…

それどころか 足の指先に血が滲んでその痛さに泣いている私に
「 泣くな!! 」と言ってビシッと叱りつけた…

幼い私は 普段は人一倍優しい母が鬼のように見えて その怖さの余りピタリと泣き止んで立ち上がったのを覚えています。

母が何故!あの時手を貸さなかったのか!その理由を知ったのは大人になってからでした。

苦しい世の中を生きていく術なんて無い!!
転んだら何度でも起き上がってくることが大切なんだと!!