(読書の記録を残したくて… 以前の日記からの写し)
いつもは 読んだ本を忘れないように記録に残すのですが これは忘れられない本です。
出来ることなら 忘れたいくらい…。
【夕映え天使】 浅田 次郎 (2008年)
6つの短編からなる短編集。それぞれがずっしり重い。
その中のひとつ 『特別な一日』。(↓↓*ネタバレ注意***)
---主人公は60歳。会社から帰るところだ。長年勤めた会社にも同僚にもお別れをして いつものように行きつけの飲み屋に寄った。”今日を特別の一日にしたくない” 妻と娘の待つ家に帰ると 妻は庭で花の手入れをしており 今日という日に狙いを定めて咲かせたのだと言う。
今日は地球最後の日なのだ。三年前に巨大彗星の衝突が予測され 回避出来ないこともわかっていた。最後の三年間で 人類は理想社会を実現させたが ついにこの日が来た。全世界の人々が最終決議案を遵守した。”今日を特別の日にしない”---
『そんなことになったらどうしましょう。』と考えてもしかたないので忘れてしまえば良いのだけれど 忘れたいのに忘れられない小説です。
【アルジャーノンに花束を】 ダニエル・キイス (1989年)
わたしが読んだ本は1989年に発行された物ですが 最初に発表されたのは1959年だそうです。
これも忘れられない内容です。
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同じ本を読んでも 人それぞれ全く違うとらえ方をしますね。
わたしの性格が暗すぎるでしょうか?
