こんにちは!りょうこです。
純子先生の新刊「片づけ0ですっきり暮らす」。
「はじめに」で、いきなり
「私は片づけが嫌いです。
できるなら、何もせずに家でダラダラ暮らしていたい」
と書く純子先生、ステキ
この本を手に取る人の99%は、ダラダラしていたい人だと思う。
(だって片付けられる人は、片付け本読まないもんね)
もちろん私も。
なので、ここでもう、純子先生にココロをぐっと掴まれますね!
この本は、前の本「物に囲まれてすっきり暮らす」(これは読んでない)の続編という位置づけらしく、
前の本が、「モノを寄せて更地を作り、景色を変える」ところまで。
この本が「その景色をキープするために、収納方法を考える」という内容なのだそうです。
古堅式がすごいのは「捨てなくていい」というところなんです。
要らないものは捨てられたらいいのですが、多くの人が、そこでくじけてしまう。
なので、とりあえずそこはパスする。
「使う/使わない」だけで区別して、使わないものは、使わないところにまとめておいておく。
で、片付いた部分で暮らしてみると、暮らしやすいし、楽になるし、とにかく気持ちが変わります。
そして、ゆくゆくは、いったんしまったものも、片付けられるようになりますよ、という方法です。
根本的な解決ではないかもしれませんが、捨てる/捨てないを決めるストレスがないので、時間がない人とか、体力や気力がない高齢者にもできる。
そういう人をなんとかしたいということで、純子先生が編み出した方法みたいです。
これ、確かにすごく、実用的だと思います。
若くて元気のある人は、なぎまゆさんやこんまりさんのように、全てのものを捨てる/捨てないと決めていくことができますし、そのほうがいいに決まってます。
しかし、50代の自分ですら、決めるのはしんどいです。
私たちより持ってるものが多く、モノに対する執着が強く、すぐに疲れちゃう親世代には、絶対無理です。
高齢の親を持っている人は、わかると思います。
もういちど言いますが、絶対に無理です。
だからこそ、そこを全部すっ飛ばすって、すごく画期的だと思うんですよ。
捨てなくても、収納にメリハリをつければ、
「まんべんなくモノがごちゃごちゃ」の家から、
「ぎゅっと詰まった収納部分」と「ひろびろした更地」のある家に変わる!
…ってことを見せてくれるのが、「週末ビフォーアフター」なんですよね。
しかし、それほどドラマティックではない「その状態をキープする」こと。
そのための収納方法というか、収納方法を考えるための方法、について書かれたのが、この本です。
モノはずいぶん減ったけど、定位置が決まらない。
なんとなく雑然としている。
なぜか出しっぱなしになるものがある。
という、私のような状態の人にピッタリではないですか。
ああ、また長くなってしまった…
続きます!