こんにちは!
いろいろ減らして、のんびり暮らしたい、りょうこです。 

着物を整理しています。

今回は減らすのではなく、
①何を持っているかの把握
②収納場所をまとめる
のを目標に始めました。

2か所に分かれていたものを全出し→箪笥の下半分を掃除→1か所にすべて収納、の予定。
今回収納して、一応終わりになります。



箪笥の下半分に収納するのですが、古堅先生が「棚板の幅にこだわってます」とおっしゃっていたので、私も高さを変えてみました。

 


一番下は、男物と夏物と単、半幅帯、下駄(ここまでは当分着ない)、草履を入れて、ギリギリの高さにしました。
これで中段が広くなりました。

広くなった中段に、袷5枚、羽織4枚、道行2枚、バッグ2つ、必需品のアイロン。
アイロンをかける洋服は1枚もなく、半襟や帯揚げ専用なため、ここに収納するのが合理的だと思いまして。

上段に帯と帯締め、襦袢と紐類。
左右扉の内側に、帯揚げとショール。

これで、箪笥のこの部分は
上半分は本
下半分は着物
という、好きなものしか入ってない場所となり、扉を開けただけで気分が上がる…
はずだったのですが。

あまり上がらないんですよコレが。

なぜなら、整理している間に
「果たして、また着物を着るだろうか…」
という気持ちになってしまったから。

暑いときに着るしんどさを考えると、夏物はもう着ないんじゃないか?と思ってしまいました。
(夏の着物って、着ている最中は別につらくないんです。着付けと後片付けがしんどい)
単衣は、もともと1枚しかないし、あまり好きじゃないから着ないだろうな。

さらには

袷だって、ホントに着ますかね今後?

みたいな。

私が着物を着始めたのは、2009年。
リーマンショックのあおりで、1年くらい仕事がなくて、すっごく時間があったんですよ。
前から母や祖母にもらった着物を、自分で着たいと思っていたので、着付けを習いに行ったのです。
その頃は、毎日必ず1回は着て、脱いで、畳んで、というのをやっていました。
最初は、途中でわからなくなるので、わからなくなる手前までやって、次のお稽古の時にここを聞く、というのをメモったり、結構熱心に。

ひとりで着られるようになってからは、出かける時はなるべく着物を着るようにしてました。
友達や夫とご飯を食べに行く時、バレエを見に行く時、美術館に行く時など。

私、なで肩で、肩幅が狭くて、すごく着物向きの体型なんです。
しかも脚が太い。
着物だと全く脚が見えないのが気楽で、すっかりハマりました。

この時期に、
「着物があれば、お出かけ用の洋服っていらないな~」
って気持ちになって、そもそも似合わない「洋服」に対する興味が、すごく減りました。
実際、この時期、友人の結婚式も着物で出ましたし。
(レストランウエディングだったので、訪問着じゃなく、華やかめの小紋+金銀の入った格高めの名古屋帯)
この経験があったから、現在の洋服25枚生活が出来ているのかもしれません。

しかし、コロナの始まった2020年からぱったり出かけなくなり、友人とも会わなくなったので、もう3年間、着ていません。
最後に着たのが2020年のお正月だから、ほんとに丸3年着ていない。

ちょっと、もう一度着てみるべきだな、と思いました。
あの情熱がよみがえるのかどうか、見極めないと…
そもそも、着方を覚えているかどうかも怪しいわ、私。

今週末チャレンジしてみます。