こんにちは!
いろいろ減らしてのんびり暮らしたい、りょうこです。
「50歳からのミニマリスト宣言!」を再読して、思うことを、いろいろ書いております。
今回の名言は
p109
器が小さいとものが増えない
です。
この場合の「器」とは家のこと、だそうです。
衣装ケースや引き出し、せいぜい押し入れなどの「収納スペース」のことかと思いきや、「家」。
話がデカい。
(こういう大胆なところが、筆子さんの魅力ですね!)
筆子さんは、街中の小さい家に引っ越しされて、
街中に引っ越したから便利になり、
でも家が小さいので家賃は安くなり、
家事の手間が減り、
家族と同じ部屋で過ごす時間が増えた、
とのこと。
いいですよね~。
特に「家事の手間が減り」が、いいです!
私の母は、何もかもがもったいなくて捨てられないという、典型的な戦中生まれ。
それでも、1DKのマンションに引っ越すときは、相当にモノを捨てました。
物理的に入らないですからね。
「家を小さくする」のは、モノを減らすための、究極の大技ですね!
母が引っ越した当時の私は、まだ本も服も、たくさん持っていました。
大量のモノが積み上げられて、ほぼ壁が見えない母の部屋を見て
「1DKに、よくこんなにモノを詰め込んだな」
とびっくりした反面、
「確かに、私も、持ち物全部をここに置こうとしたら、こうなっちゃうかも」
と思ったのを覚えています。
その後、私は、相当モノを(特に本を)減らしましたので、今では
「自分のものだけなら、1DKに入る」
と思います。
なぜ、こう考えてみるかと言えば、筆子さんの引っ越しの話の冒頭に、
「50代以降の人が近い将来にすることになるダウンサイジング」
というフレーズがあるからです。
「近い将来」!!
さすが筆子さん、ビシっと切り込んできますね!
母も、80になる少し前に、一戸建てが手に余るようになりました。
庭の手入れや、使わない2階の管理がしんどくなったのです。
母は、庭の草取りなども好きで、よくやっていたので、きちんとできなくなってきたのが、ストレスになったのかもしれません。
眼が悪くなって、車を手放したのも、きっかけのひとつだったようです。
実際、今57歳の私も、いつまで今の家に住むかというと、あと20年くらいでしょう。
そうすると、20年後には、もっとコンパクトな家、あるいは施設に引っ越すわけで、その時に、
①引っ越し準備をしつつ
②要るものと要らないものを分ける
の2つを、同時進行するのは、ものすごく大変だろうと、想像できます。
その頃には、今よりもっと、体力も気力も落ちていて、痛いところも増えている…と、思われますし。
だから、あるものは全部持って行っても大丈夫、という量にまで、今のうちに減らしておいて、その状態をキープして暮らしたいのです。
「母のマンションに、自分の荷物が入るかどうか?」
と考えてみるのは
「近い将来にすることになるダウンサイジング」への、具体的なイメージングだと思うので、時々やってみるようにしています。
母の箪笥には「着ない服」が入っていて、
「時々着る服」は、箪笥の前に置いてあるハンガーラックにかかっていて、
「よく着る服」は洗面所に吊るしてある、
という、衣装持ちの人にありがちな話は、こちらです。
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上の記事で書いた「箱詰め実験」、すっかり忘れてました!
涼しくなったらやってみよう!
「50歳からのミニマリスト宣言!」の名言から、自分の片付けを振り返るシリーズ、
1回目はコチラです