本棚を捨てる、と決めた私。

しかし、本を全部捨てる気は、なかったのです。

 

この時、私には名案(迷案?)がありました。

 

結構前のことで恐縮ですが、寝室から移動させた、巨大な婚礼箪笥の話を書きました。

 

その後、服をやたらと減らしたので、このタンスが空き始めていたのです。

そこに本を収納しよう!

 

この「婚礼タンスに本を収納」というアイデアは、私のオリジナルではなく、昔々「本の雑誌」の読者投稿欄で仕入れたものです。

ただ、その方は「本棚ももってる上に、タンスにも本を入れている」というツワモノだったので、その方から見れば、本棚を無くして、タンスに本を入れてしまおう、と思っている私など、言語道断でありましょう。
 
活字中毒者に「あなたは一人じゃない、仲間がいるよ」と教えてくれた「本の雑誌」。

私はこの雑誌を、20年間読んでいました。

 

こちらが、噂の巨大タンス。

高さ220センチ。

威風堂々すぎる。

 

すっごく邪魔だと思ってましたが、今では、半分は洋服以外のものを入れているので、

壁面収納だと思っています。

そう思えばりっばな壁面収納を買ってくれた、親心もありがたい。

もっと早く、洋服以外のものを入れれば良かったですよ。

そしたらもっと早く、ありがたいと思えたのに。

 

空いていたのは、高さ幅100センチのタンス上段と、同じく幅100センチの引き出し2段。

ここに入るだけの本を残して、あとは全部処分する、と決めました。

この両開き部分の上半分と、その右に見えている引き出しの、2段目・3段目です。

これ以上下がると、家の外に出てしまうため、上まで撮れませんでした…。