おはようございます。


昨日はMt.富士ヒルクライムに参加をしました!

twitterFacebookではお知らせしたのでご存じの方もおられるでしょうが、

1:22:26自己ベスト6年連続更新!

昨年と比較すると、5分近くタイムを縮めました。

2015年→2016年は30秒ほどしか短縮できなかったので、
5分の短縮には驚いた方もおられるかもしれません。

…が、実をいうと、試走3回やってみて、
「すべてがうまくいけば出せるであろう」と予測したタイムです。

世間様には、
「自己ベストが出せれば~」とか言ってましたケド!(・ω<)

もちろん、昨日のレースすべてが自分の思い通りに展開したわけではありませんが、
今日は私の富士ヒルレースレポートです。

※レース中はスマホを持たないので画像はいただきものばかり。今回は文字が多め、画像少なめです。


2時50分起床。

起きぬけにブログを書き、更新したのが3時過ぎ。

指先、足先から動かし始め、
ハムストリングスと大殿筋、中殿筋、腸腰筋のストレッチ。

通常の朝は静的ストレッチを好みますが、
自転車に乗る前は反動をつけてリズミカルに伸ばす動的ストレッチ。

「うん、悪くなさそう」

富士ヒルに出展していたスポーツアロマコンディショニングを受けた時にも、
「良い状態ですね」と言われたし、
自分でも毎日アロママッサージをしていたので
筋肉が柔らかくフカフカ(プヨプヨとは異なりますw)なのは実感していました。

アロマの効果と、
「今年の富士ヒルはやるべきことをやった」という自覚があったからかもしれません。

初戦のハルヒルや翌週のおおつちでは眠れなかったけど、
富士ヒル前夜は布団に入った途端に眠っていたようです。

1日くらい寝なくてもパフォーマンスに変化はないかもしれないけれど、
「しっかり眠れた!」というのは気持ち的に大きいですよね?


適度なリラックスと緊張感を持ち、会場入り。

ブース出展しているスポーツアロマコンディショニングセンターで10分ほどマッサージ。

この時のマッサージはアップの効果もあるそうで、
ローラーを持ち込んではみたものの、
ほとんど回す時間がなかった私にはありがたかったです。

開会式打ち合わせのため、6時にスタート地点近くのテントに集合しました。

いつもは、「みんな強そう!」に見えるのですが、
「ゲストでオープン扱いだから順位もつかないし、私は私の走りをしよう!」と思うと、
まわりのことは気にならなくなりました。


女性は選抜のあとにスタート!

昨年はジュニア(高校生以下)も一緒でしたが、
今年は女性のみのカテゴリ。

昨年は実力が拮抗しているジュニア男子がいて、
おのおの得意な勾配を引いてローテーションを回せたことで
自己ベストを出せたと思っているので、それがいないのは心細い。


おおつちでは単独走になった途端に追い込めなくなったので、
そこは懸念材料のひとつでした。

「富士ヒルは女性の参加も多いし、きっとペースが合う人がいるはず!」

スタートはのんびり。
パレード区間では何人かの女性に話しかけられました。

少し先には速そうな女性数人がいましたが、
ペースが異なる人に必死でついていきチギれたあとの無残さ。

特に富士ヒルは距離が長いので、
6年目にもなるとさすがに身を持ってわかっています。

「あそこに乗ってもいいことはない」と、心地よく回せるギアで走ります。

そしてきました、計測区間。

目の前で3人が飛び出しました。

ついていけそうな速さでしたが、パワーを見るとFTP120%前後
※FTP…1時間維持できる限界の平均パワー

 「あ、これはやめとこう」

経験上、1合目下駐車場までFTP90%くらいに抑えて走ることで、
あとで良い走りが出来るパターンが多いからです。

富士ヒルは勾配が緩いので集団で走った方が有利ですが、
ここは単独走を選択。

男性は申告タイム順なので自分に近い人を見つけやすいですが、
「女性」というカテゴリ分けをされると、この点は不利ですね。

ちなみに、パワーメーターがあると、
「アドレナリンが出て実力以上の走りをしてしまっている」ことに気付くことができます。

他人だと、
「この人はそのまま行くだろうな」という人と、
「頑張っちゃってるな~」という人の違いは分かるようになったけど、
自分のことは数値頼り。

選抜クラスになるとサイクルコンピューターをつけない人が多いそうですが、
まだまだ自分を客観的に見るレベルには至っていません。

選抜クラスといえば、
あのレベルになると富士ヒルはロードレース的な駆け引きがあるそうですね。

特定のチームに所属していないからかもしれないけれど、
私はペースを崩される走りが苦手です。

そのレベルではないから、
今のところ、そこは悩まなくていいのですが(笑)


話を戻しまして、
FTP90%前後をキープしながら1合目下駐車場。

「ここから徐々に上げていこう」

まずは1合目の看板を目指します…が、なかなか着かない!

ようやく看板が見えたとサイコンを見ると、試走よりも遅いタイムでした。

「あれ?調子悪いの!?」

焦ります。

誰かの力を借りたくても、後ろから来るのは第3グループの男性達。
おそらくゴールド(1時間5分)を目指す人達なので、
後ろについてもまったくペースが合いません。

まあ、ここは例年通りなので期待してなかったけど…。

そうこうしているうちに、強烈な向かい風。
少し男性達のペースが落ち、後ろにつける場面が出てきました。

2~3合目あたりでは、
緩い勾配が得意であろう女性が少しずつ前に出てきます。

逆に、少しずつ後退する女性も出てきました。

しばらくすると、太鼓の応援が名物の大沢駐車場。

ふと、サイコンを見ると、
「こ・これは…!」

すぐ先の4合目では試走のベストを2分更新していました。

1合目までは慎重に抑えすぎてタイムを落として焦ったけど、
あれが吉と出たのかな?

走るごとに少しずつ足の回転が良くなっているのを感じていましたが、
「感覚」が「確信」となりました。

そして4合目を過ぎた頃にペースの合う男性が現れたのです!

3000番台ゼッケンなので申告タイムが1時間5~10分だと思うのですが、
前半頑張り過ぎて足がなくなったのか、調子が悪いのか何なのか。

勾配が緩くなるところまで後ろにつかせてもらいました。

ずーっと後ろでハアハア言ってて、やりにくかったらごめんなさい!
でも、ありがとうございました!!

 「ゴールまであとちょっと…」

と思いきや、奥庭駐車場の看板が登場!Σ( ̄ロ ̄lll)

あああああああ~そうだあ~まだ坂あったわあ~~!

このあたりになると、
足の貯金を使い果たし、ちょっとした勾配がしんどい。

ダンシングする力もなく、
サドルの前側に座り直してクルクルクル~と回してパスします。

ようやく平坦。

「よし、誰かいい人いないかなっ?」

振り返るも、平坦が苦手な私にペースが合う男性は皆無。
女性の姿はまったく見当たりません。

男性同士で声を掛け合い、
「一緒に回していきましょう!」と交代しながら走っているのを、
何組やり過ごしたことか…。

「いいなあ~…」

性別で分けられる辛さがここでも。

でも、これも毎年のこと。

気持ちを切り替え、下ハンを持つ。
上体を低くして空気抵抗を減らします。

ありがたいことに、
最後の平坦区間は追い風だったので気持ちいい!

遅いながらも平坦を楽しみました。

そして、最後の坂。

チラッとタイムを確認。

「よし、いける!」

数人にしか話さなかった本当の目標タイムになんとか間に合いそう!

最後の力を振り絞って………んんん?

ハルヒルのゴール付近でよーくわかったのですが、
私、スプリント能力が欠如しているのです。


最後の最後までシッティングでクルクルクル~~~…


本人的には必死ですが、
先にゴールして応援に下ってきてくれた人が私の姿を見て、
「タイム悪くて諦めてんの?」と思ったそう。

でも、私はシッティングでクルクルのが速いんですもん。


それにしても…

「計測マットはどこ!?」

いつもならあるゴールゲートが設置されておらず、
動揺してたら、いきなり黒マットが登場したって感じでした。
(山の神はマットを踏み損ねたらしいですね…)

すぐにサイコンを止めタイムを確認すると、「1:22:26」の表示。

やったああああ!

試走の手ごたえで、
「1時間20分はまだ無理だけど、1時間25分切りは出来そうだ」と思いました。

「出来れば、20分に近いタイムを目標にしよう」と、
「1時間22分30秒切り」を今年の目標にしました。

私はオープン参加なので順位はつきませんが、
女性でこのタイムを出せれば年代別で確実に表彰台レベル。

昨年の私には、
「そんなの無理!」というタイムですが、
ハルヒルも年代別1位の方よりも良いタイムを出していたので、
「うまくすればいける」と、今年は自信がありました。


今年はローラー台トレーニングでFTPを15w上げました。


結果、ハルヒル第1回目の試走をした時点で
既に自己ベストを更新して自信をつけました。


その後、機材を軽量化させたり、機能性の高いものに交換しました。

 

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中には私のスキルでは使いこなせず断念したパーツもありますが、
親身になって相談に乗ってくれるショップとの出会いがありました。



日本代表チームや国内プロチームにも帯同している
スポーツアロマコンディショニングセンターにもお世話になりました。


ハルヒルおおつちスバル練と毎週のようにタイムトライアルをすることで、
心肺機能が向上したと思います。

最後は、自分を信じる。

これらが揃ったことで、
「今の自分が出せるものを出し切れたのかな」と思っています。


あとは、太魯閣国際ヒルクライム海抜0mから3275.4mまでを駆け抜けるだけ!


昨日は反動で食生活崩壊しましたが…

崩壊のきっかけとなった下山後のうどん。
このあとの食欲がすさまじかった…

今日からは体重は落としすぎず、
とはいえ軽くないと上りは辛いので、
キープさせつつスタミナをつける食生活を送りたいと思います。


富士ヒルに参加された皆様、おつかれさまでした!


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第6回ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ2017 inりくぜんたかた・おおふなと
今年も開催決定!

 


6年目を迎え、新たな復興の今を感じにいきませんか?
エントリーは6/26(月)12:00~です。
 

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