海と山どっちが好きですか?
んー意外に?自分的に意外に、山かな。
なんか草原とか好きだし。とにかく緑が好き。
実は、緑がラッキーカラーみたいなんだよね。
逆に、海は、見るのは好きだけど、泳ぎ得意じゃない。
そして、夜の海は黒すぎて闇みたいでこわくなったりする。
だからって、ハワイの海は好きだけどね。それに夕暮れプラスしたら最高だし。
でもだからって、山で虫刺されは勘弁だけどね。
んー矛盾。きりがないや。
登山家のアーロン・ラルストンさんは知っていますか?
日本のTVでもドキュメントとして取り上げられてましたよね。
その人のある事件を描いたノンフィクションの映画。
スラムドッグミリオネアで、アカデミー監督賞を獲ったダニーボイル監督が映画化。
主演は、あの今キテる”ジェームズフランコ”くん。
ずっと見たくって、気を確かに持って、持ちこたえることを誓って、映画館に足を運びました。

<ストーリー>
登山家アーロン・ラルストンの自伝「奇跡の6日間」を原作としたノンフィクション映画。
「スラムドッグ$ミリオネア」のスタッフが再結集し製作。
2003年4月25日金曜日夜。アーロン・ラルストンは、いつものように妹からの電話を無視し、だれにも行先を告げずに、ユタ州のブルー・ジョン・キャニオンへ出かけていた。
ところが、楽しみも束の間、岩と共に滑落して右手が岩と壁の間に挟まれてしまう。あらゆる手段を試みるも身動きがとれないまま。ボトル1本とわずかな食糧で食いつなぎ、それも底につき意識も朦朧とする5日目。彼は決心する。。。
<キャスト・スタッフ>
ジェームズ・フランコ
監督:ダニー・ボイル
製作:クリスチャン・コルソン
ダニー・ボイル
ジョン・スミッソン
脚本:サイモン・ビューフォイ
ダニー・ボイル
あたしの星の数:★★★★★
<感想>
確かに、失神した人がいるというくらいの映像ここにあり。
だけどあたしの意識はちゃんとここにあり。
映画館を出たあとに、世界観・価値観が変わったことを意識できる。そんな映画。
そんな素晴らしい映画に出会えた。
オープニングの人ごみの早回し映像とか、
ダニーボイルらしくて、好き。スラムドッグを思わせる。
そこにジェームズフランコがうまくマッチしてていい。かっこいい。音楽も。
表題が出るときまでと、表題が出てきたときの一瞬がかっこいい。しびれる。
表題が出てきたその一瞬は、もうすでにかっこいいなんてひどい言葉になるんだけど。
あの岩のせいで一転しちゃう。奈落に落ちちゃうから。
そして本編、127時間のカウントダウンが始まる。
最後に下す決断は知っているから、余計に時間が過ぎるごとに、
妙な心構えが。
ついにきたその場面は、自分の髪の毛をぎゅーってしたり頭皮をぎゅーってしたりして紛らわせてました。悶々。
神経の糸を切るときの、画と音の刺激が伝わりすぎる。映画としてはすごいけど。
歯医者さんで神経を触られたあの電流が走る感じ。あたしの中ではその感じだけに抑えていました。
実際はもう想像もできない痛み。
あたしは、それを決断するまでの自分との語り合いが好き。
水と懐中電灯と、そのおまけについてた切れ味悪いナイフ。
そしてキャノンのカメラ!

このカメラの画面越しに会話をする。自分自身と向き合うの。
それがいい。
意識も遠のき、幻も見え・・・・
「すべてがこの運命につながっていたんだ。今までの行動がこうさせたんだ」
自分を追い込んでしまう。
そんな焦燥の状況もうまく描けていて、まさに主人公の中にいました。
「どうしようもなく自己中で、スーパーわがままな”彼”はそれこそ魅力なんだよ。」
”彼”が自分自身ね。
「気を失うな。」
「落ち着け」
とか。
自分を支えるのは自分しかいない。
彼一人の演技で占めているのに、全然見続けられる。
感情移入が半端なくできるからだろう。
ラストの岩に向かって言う「THANK YOU」は素敵すぎる!!
この言葉が出るなんてね。
ラストのラスト、声にならない「HELP ME」では、涙。
実際、抜き取られた腕は、火葬し、
「自分の右腕はこの事故現場のものだから」といって、散骨しているそう。
そうゆうのも素敵だな。
どこか出かけるときは、人に行先をメモして知らせて出かけよう!!!
そうしよう!!