2012年初映画は

「シカゴ」にしましたよん♪


初めに言っておきます。

あたし・・

ミュージカル舞台観るのは好きだけど、

ミュージカル映画は苦手。

オペラ座の怪人にスウィーニートッド・・

全然ハマりまてんでした。あは。


しかーし、


ミュージカル映画はヒットしないというジンクスを覆した本作!




$OL映画評論家RYOKOの週末映画批評ブログ





<ストーリー>



ブロードウェイミュージカルの傑作「シカゴ」を映画化。
アカデミー賞全6部門を受賞。

1920年代のシカゴ。舞台スターを夢見るロキシー・ハートは、芸能界とのコネを持つと言う男に騙されたことを知り、怒りのあまりその男を殺してしまう。刑務所へ送られた彼女はそこで憧れのスター、ヴェルマ・ケリーと出会う。彼女も、夫と妹を殺していたのだ。。。









<キャスト・スタッフ>



レニー・ゼルウィガー


キャサリン・ゼタ=ジョーンズ


リチャード・ギア


クイーン・ラティファ














監督:ロブ・マーシャル






製作:マーティン・リチャーズ


      
      
   


      

脚本:ビル・コンドン







原作:モーリン・ダラス・ワトキンス

   
   



   



美術:ジョン・マイヤー



音楽:ダニー・エルフマン











あたしの星の数:★★★★★







<感想>




今まで観たミュージカル舞台・映画の中でも一番いい!!


日本の舞台しか知らないから、

本場のブロードウェイに行ってみたい!!とさらに強く思った!

シルクドゥソレイユだって本場と全然違うっていうしね。

ラスベガスのオーが観たすぎる!水の方!!



なんせ、迫力が違う。趣向が違う。



ラストは、感涙だってしました。

よく舞台行っても感涙することあるんだけど。

それといっしょ。プラス笑いも。



お金を払えば人を殺したって無罪放免になれる。

看守だってお金使えば簡単。

それに

センセーショナルな事件が大好きなマスコミ

そのマスコミをうまく使い操る敏腕悪徳弁護士

そのマスコミにうまく簡単に踊らされる馬鹿な大衆

だから

犯罪者が一躍スターに躍り出れちゃう時代。

そんな風に腐敗してるシカゴが舞台。


こう書いたらいいとこなしのダメダメシカゴ。

映画化するのさえ批判浴びそうな題材。



だーけどー


ジャズ全盛期で活気ある華々しいシカゴ。



そんなシカゴを、ブラックユーモアたっぷりに仕上げた風刺映画。



ここまであっけらかんと描けるアメリカに万歳さえできちゃう。笑

もう楽しむ事しか出来なくなっちゃう!




アメリカらしい華やかさと

アメリカらしい悪さ。



輝かしい幻影、夢と

寒い牢屋、現実。




二つの対比がうまく交錯されていて毎分たのしい。



絞首刑をミュージカルではマジックとして演出したり、

裁判所がミュージカルの舞台になったり、


予想以上の発想、期待以上の趣向に脱帽!!




序盤、刑務所で待ち受けていた6人の女受刑囚の紹介ダンスよかったな~


とか


腹話術ダンスもおもしろくて好きだったな~


とか


ラスト、銃を使った二人の最初で最後のダンス圧巻だったな~


とかとか。



よかったところばっか思い出すよー。



リチャード・ギアこんな役好きだよ。

歌と踊りが下手だっていう酷評も聞いたけど、

素人あたしからしたら全然素敵だったな。



踊りもダンスも、女優さん俳優さんって

本物になれる部分が、本当にアクターだなぁと感心!!


キャサリンだけ格別なのは、素人あたしからもわかりました。

あれで妊婦だったんですねー。すご!



好きな歌多かったし、

エンドロールまで楽しめたし、


DVD欲しい!!って久々に思いました★



ミュージカル嫌いな人でも楽しめるはず!!