生まれて一番始めに観た映画はなにかな? 

やぱ「バックトゥザフューチャー」かな?

だからかな?

SFを好む性分なのは。




だけど、こちらも記憶がある。


「ゴースト」と「ボディーガード」


おうちにビデオがあったみたいでよく映ってた。テレビに。


目を思わず覆うようなシーンはあった。

子供の頃からマセテルネ。




そして成長し、小学校か中学校かどっちか忘れちゃったけど


授業の一環で映画を観に行ったことがある。

「タイタニック」も観たなー


中でもなぜか鮮明に覚えてるのが「ギルバートグレイプ」



家族愛プラス青春映画になってるからか、子供の成長にイイとされたんだろうな。


なんか今にも主役のジョニデより、知的障害者役だったディカプリオが印象深くて思い出す。

鮮明に。

今考えたらすごい豪華なキャスティング!


でも、その当時のあたしはまだおこちゃまだし、


いい映画だとは思えていなかったんだと思う。



単調だし、眠くなったのも覚えてるというか午後からの授業に備えて寝たかもしれない。




そしてあれからまたまた成長したあたし。


その監督ラッセ・ハルストレムが描いた「サイダーハウスルール」



鑑賞してみました!




$OL映画評論家RYOKOの週末映画批評ブログ




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<ストーリー>



孤児院で育った青年の成長を描くヒューマンドラマ。

メイン州ニューイングランド。ホーマーはセント・クラウズの孤児院で生まれ育った。その孤児院には産院が併設し、子どもを育てることができない妊娠した女性が訪れる。産婦人科医のラーチ医師は、ホーマーを息子のように愛し、産婦人科の技術を教える。しかしホーマーは、違法とされている堕胎は、拒否する。ある日、ホーマーは、堕胎のために孤児院を訪れた若い男女に出会い、自分を一緒に連れて行ってくれるよう頼む。ホーマーの旅立ちが始まる…。








<キャスト・スタッフ>





トビー・マグワイア


シャーリーズ・セロン


マイケル・ケイン
















監督:ラッセ・ハルストレム











製作総指揮:ボブ・ワインスタイン


      ハーヴェイ・ワインスタイン


      ボビー・コーエン


      メリル・ポスター
  
     





製作:リチャード・N・グラッドスタイン







      

脚本・原作:ジョン・アーヴィング





   




音楽:レイチェル・ポートマン
   








   






あたしの星の数:★★★★








<感想>




孤児院が舞台なだけに、重く心痛い映画なのかと構えるものの、


音楽といい、トビーマグワイアのスマイルといい、

子供たちの天使の笑顔といい、


心あったまる、ほっこり作戦成功の映画だった。


子供たちの笑顔は、何物にも代え難く、世界で一番かわいいと思っています。

そう改めて実感。





孤児院プラス産院が舞台なだけに、

重く・・・心イタク・・



堕胎が行われる。




でも堕胎賛成を謳ってるのでは決してなく、


ここでは、ただ悲しむ人を増やさない為に。

人の役に立つ為に。女性の権利を守る為に。


そう考えてる。それを唯一行うのは、マイケルケイン演じるラーチ医師。


法律というルールを破って。

そう、当時は堕胎禁止となっていたのです。






ホーマーはそれにいつしか疑問を抱き始める。将来に不安を感じ始める。



「親からの巣立ち」は、あたしの弱点。


泣きすぎるのです。



せこい、ずるいよ、泣くに決まってる。



ラーチ医師とホーマーは、血は繋がっていないものの、


父と子を超えたそんな関係。



いわば反抗期で、その裏には恋人がいるなと直感するラーチ医師を見ても然り。




遠くにいても繋がってるそんな関係。




友人の恋人のシャーリーズセロンは綺麗すぎる。妖艶。



だけどパールハーバー的なことをしてしまい、


「あたしは寂しがりや」と初めから匂わせていて、


やっちまったことを正当化してるようでそこがなんかパールハーバー的にイヤだったかなー


だけど、それも彼女の生き方。


今を楽しむっていうルールがあるように感じて、

戦地にいった彼が戻ってきたらそのときにまた考えればいい。

そのときの自分の気持ちに従う。いまはホーマーがすき。


冷静かつ、納得してしまう女性特有の”狡猾さ”が感じられた。


そしてその経験こそ、すべてホーマーの成長には繋がる。




「おまえの仕事は何だ?」

このフレーズがよく出てきます。


「医者ではない」


前半、ホーマーはずっとこう答える。


「人の役に立て」

ラーチ医師はこればかり。




「りんご園で役に立ってる」


自分の場所を見つけたホーマー。




そんなホーマーからもらったりんごを食べ、嫌みを言っちゃうラーチ医師。


「続かないに決まってる。」


マイケルケインの演技もさすが!切なくなった。



子を思う表情がすごくいい。涙もつられてしまう。




すると、またさらに重いテーマがやってくる。

”近親相姦”


こちらは予想外過ぎて、思わず手を口に押さえてしまった。うわおっ


ケモノがいた!!


子への愛情が強すぎた?

一種の愛情表現?


「娘を傷物にしたくない」


自分の手で自分の娘を守る。その方法を間違えた。。。


子供は、親からの愛情をもらい、感じ、成長するが、道は自分で決めていくもの。ルールを。



身ごもってしまった赤ちゃんはもちろん生まれてはいけない。



「僕は医者だ」



人の役に立つ。


今まで反対していた堕胎手術をホーマー自身がその手で行う。



自分の道を切り開く。





「ギルバートグレイプ」と空気感がさすがに似てて、

単調なのは一緒だと思います。


だけど、あたしも成長したからか、

いい映画だと知る事ができました。


確かに淡々としてはいるけど、テーマが濃くて、

でも重すぎず痛すぎず


観終わった後なんだかあったかくほっこりする。



ふわっとした空気感がずっとある。


それが心地いい。



題名の「サイダーハウスルール」

黒人が働くりんご園に敷かれたルール。


だけど、黒人には字が読めない。

なんの意味すらない。ただただ壁に掲げられてるだけ。


内容も「ベッドでたばこを吸うな」など。


そんなルールは必要ない。


自分たちが作り上げないとだめだから。


複雑な心を持つ登場人物がそれぞれ自分のルールを持ってる。


あらゆる経験でルールを見つけ出していくもの。



あらゆる嘘が時にはおっきすぎて、

賛否両論というかやりすぎなのは否めないけど


最後の笑顔を見れたから満足。


最後の子供たちの笑顔



何物にも代え難い!!