金曜日の夜に出発してその日は2時間ほどかけてAlbanyに行きそこで一泊。翌日早朝に車で最終目的地Vermont州Londonderry町に向かった。Albanyの市内を過ぎた頃から徐々に、窓の外の景色が変わっていく。放し飼いの牛や馬、筒状に固められた干し草など、アメリカの田舎ならではの景色が見られる。すでに肌寒く秋の兆しが感じられるNew York州近辺ではちらほら紅葉が始まっていて、車からの眺めは邪道な表現だけれどまさにパノラマ映像を見ているようだ。アメリカは食べ物のサイズも凄いが景色も広大だ。木々の種類も木のせいかとても大振りに感じられる。日本の様な情緒のある繊細な自然とはまた一味違う。

その日は午後からBromley Mountainに登った。山の中は時が止まったように静かで、しーんと研ぎ澄まされた空気の音がまるで聞こえてくるようだ。私達の足音も規則正しくリズムのように聞こえる。土から溢れる匂いや木漏れ日、草花を楽しみながら歩き、少し疲れると岩の上に腰を下ろし汗を拭き水を飲みまた歩き出す。この爽快感と心地よい疲れが登山の楽しさだ。久しぶりにマンハッタンの喧騒から離れて時間の流れをゆっくりと感じることができた。
素敵な誕生日をありがとう。