昨日の記事で
フィギュアスケートが好きな事や
高橋大輔選手はいいぞって話をしたんですが
今、シングルの現役選手でイチオシなのは
ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(以下リーザ様)です。
現在24歳。
24歳って一般的には若いけど
10代の選手が活躍するフィギュアスケートではかなり年長。
むしろ、そろそろ引退を考えてもおかしくない年齢です。
でも、その実力は衰えるどころかむしろ進化していて
大技のトリプルアクセルをしれっと跳んじゃう。
※マジでしれっと跳ぶ。
他の選手はトリプルアクセル跳ぶ前に、「跳ぶぞ～！」っていう予備動作があるんだけど
リーザ様はなんの予備動作もなくいきなり跳ぶ。
よそ見してるとマジで見逃すレベル。
しかも、SP1本・FS2本の
計3本トリプルアクセルを組み込む構成を
難なくこなします。
※トリプルアクセル3本構成は、浅田真央さんや紀平梨花選手もやってるけど
3本揃えるのは結構難しく、なかなか決まらないことが多い。
リーザ様は今季は3本余裕で決めていた。圧巻。
それでいて
もちろん他のジャンプも失敗しない。
スピンやステップも取りこぼさない。
そして何より凄いのは
昨年末に新型コロナに感染し
ジャンプどころか練習自体満足にできない状況だったにも関わらず
短期間で表彰台に乗るレベルまで回復させたその精神力です。
本当に驚異的です。
元々若い方が有利な種目で
しかも層が厚いロシアでは、次々に若い選手が台頭してくる中
ずっと第一線で活躍し続けているリーザ様。
マジでカッコイイです。
「小娘には真似できまい」と言わんばかりの
妖艶でドエロいエキシビションも最高に素敵(笑)。
親日家ってところも
日本人としては嬉しいですね。
リーザ様が漢字入りの衣装で和風プログラムを滑る日が来るなんて。
こんなに親日家になるなんて思わなかったなぁ…
北京五輪でも活躍して欲しいけど
ロシア女子は、五輪でメダルを取ることよりも
熾烈な国内戦を勝ち抜いて代表入りすることの方が
難しいからな～…
頑張って欲しいな～
今日の国別対抗戦をもって
今季の試合は全て終了です。
また来季の活躍を楽しみにしています