先日の金曜日はドイツ語検定の試験日でした。
受験したのはドイツ語検定試験
「スタート・ドイツ語1(SD1)」(Goethe-Zertifikat A1: Start Deutsch )。
欧州評議会の定めた語学力評価基準
(Gemeinsamer europäischer Referenzrahmen für Sprachen: GER 全6段階)
に基づく6段階の共通評価レベルの最初の段階のA1レベルの試験。
こんなに長く住んでいてほとんどドイツ語を使わずに
生活してきた私というのはちょっと驚かれます。
英語で成り立ってしまうタトゥーという仕事のおかげで
異国のドイツでその国の言葉も話せないままに生き抜いてこれました。
しかし、これではいけないというものがあり
重すぎる腰をようやく上げて今年の1月から
プライベートレッスンを受けるようになりました。
仕事のスケジュールがあるので、
5か月間で8回しかレッスンを受けられない状況で、
A1試験はかなり厳しいと先生からは言われたのですが、
ケツに火が付かないと勉強しない女ですから、模試のつもりで...
と落ちるの前提で試験に行ってきました。
試験の当日の朝は、あまりの勉強不足に怖気づき行くのをやめようかと思いましたが...![]()
ダメ元、ダメ元と奮い立たせ試験会場のゲーテ・インスティトゥートへ向かいました。
ケルンから鉄道で30分ほどのデュッセルドルフ。
中央駅のお向かいにゲーテ・インスティチュートはありました。
ゲーテ・インスティチュートはドイツ政府が設立した国際文化交流機関。
日本にもあります。
会場に行くと、それはもうたくさんの優秀そうな生徒さんがいて、
その雰囲気にここでも敵前逃亡したくなる心境になりましたが![]()
ここまで来たら受けるしかない。
幸いなことにA1の社会人枠は4人の受験者のみでした。
試験は2部構成で、会話30分、
リスニング(聞き取り)、リーディング(読解)、ライティング(作文)が75分で
試験を受けてきました。
A1の趣旨は、
生活するのに必要な日常表現と基本的な言い回しができること。
必要最低限な個人的情報を質問したり回答したりできること。
相手がゆっくり丁寧に話し助け舟を出してくれたら、簡単なやり取りができること。
の3つが柱です。
会話試験では、私は暗記を繰り返すような型にはまった受け答えしかできませんでした。
それに対し、非常に熱心な生徒さんは、良い点数をもらうため積極的に必要以上のことを話し
とてもポジティブな試験態度でした。
一番サイテーの生徒や...![]()
だったわけですが、なんとか、話しきりました。
会話試験のあと1時間の休憩を経て筆記試験がはじまりました。
ここでA1の青少年枠(学生さん)たちと合流。20人が受験しました。
まず席につき、パスポートと上記写真の手紙を机におき、
試験官が本人確認を行います。
パスポートの顔と本人が一致するのか
念入りに顔を見られながらの本人確認。
全員分終了後、テストの説明を受けて試験開始。
早い75分間でした。
2011年、今から8年前ですが日本出国前にA1のテストを受験しています。
その時は、今よりさらに不真面目な生徒だったのですさまじく勉強不足。
一夜漬けで単語をひたすら覚えて試験に臨みましたが、
合格点60点に1点足らない59点で不合格でした。
一夜漬けですから、その時に覚えた単語なんで
ドイツ生活では全く生かされず忘却の彼方![]()
その当時に比べると今回は、筆記試験のほうは
思いのほかリスニングが聞き取れ
内容を把握できていたように思います。
2015年以降、ベルリンから他の地域にゲストワークに行くようになりだした頃から
相手が何を話しているのかを推測できるようになっていたのですが、聞く能力というのは
やはりドイツで生活しているだけに磨かれていたのかもしれません。
ベルリンは国際色豊かにどんどんなって、英語だけで間に合ってしまう都市です。
ベルリンを出て仕事をするうちに、耳はドイツ語に慣れだしていたのでしょう。
作文は、小学生のような作文です![]()
とりあえず言いたいことはわかった!というようなシンプルな文章の連続でした。
問題を持ち帰って採点しようと思っていたのですが、
持ち帰り不可でした。
テストの結果は1か月後。
自分としては62点くらい
でとりあえず合格していたらなぁと思っていますが、
落ちたらまた受ければよいだけです。
何十年ぶりに受験をやりましたが、新鮮でした。
試験は次の勉強のモチベーションにつながるような良い機会でした。
ビザの条件上、将来的にはB1まで取らないといけないので、
仕事と同時並行でボチボチ勉強していこうと思います。


