緑間 玲貴(バレエ・アーティスト)ブログ

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沖縄県出身のバレエ・アーティスト 緑間 玲貴(みどりま りょうき) の活動を綴ります。

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レ・シルフィードへの旅が続いています。

この作品は、すごく美しいので2027年に渡って学べたらいいなと勝手に考えています。

シンプルですが、難しすぎる作品ですので、この旅は終わらないみたいです。

 

 

バレエ「レ・シルフィード」稽古中の男性ダンサー

 

・踊り方問題

何十年にも渡って身につけた、余計な踊りのクセがたくさんありまして・・・

それはメソッドにもなっているので、良かったりもしますが、基本的にはこれをどのように削ぐかが大きな問題です。

頭で理解していても、これまでにない動きに対する身体と思考の連携は非常に難しく、簡単に解決しないのが正直なところ。

 

・白タイツ問題(笑)

とりあえず、何やかんや言いながら毎年このスタイルを変えていませんが、

さすがに、男性は身体のラインが出てきますので、これは歳を重ねるというテーマにおいては大きな課題があると思っています。

わかってやっているので、お許し願いたいところです。

 

・大きなリフト問題

身長差とか相手の重さとか、こちらの筋肉量とか、

タイミングを身体が理解するまでの私の身体の耐久度合いとか、課題が色々あります。

 

はじめて、頭上まであげましたが、これ以上筋肉を増やすと身長に対してバランスが取れないという怖い問題も出てきます。

数ヶ月前は、1日稽古して、2日全く動けなくなるサイクルを繰り返し耐えて

毎日稽古で動かせるように作り込みましたが、この状況を落としてはいけないと切に思います。

復活までの時間がかかりすぎるようになっていることも、問題ですね(笑)

 

長く踊り続けている先生たちは、おそらく何があっても稽古時間を確保するという常人には考えられない所業を実現されているのでしょう。

私たちがせいぜい真似できるのは、バーレッスンと寝る前の長い時間のストレッチくらいで、これもどうにかしないと、もはや何も出来なくなるのは目に見えております・・・(汗)

 

・膝問題

要は要。本当に重要な場所なんだと・・・日々感じています。

片方の膝が未だあることに心から感謝しています。もう片方も本当に奇跡のような毎日をありがとうございます。

いや、身体全部そうですね。ありがとうございます。

もう少し、あと50年くらい持ち堪えてくれないかなぁ・・・なんて。

 

・情熱問題

これは、もっとも重要なことだと思います。

身体は有限です。また、さまざまな経験をしている肉体は、良い日と悪い日の乱高下ですので、そういう事を、気合と体力以外で乗り越えていかなくてはいけません。心と行動を整えるには、10代の若い人たちの稽古への情熱とか、4、5歳から見ている20代の共演者との交流とか、稽古とか、3、4歳のバレリーナの勢いとかに助けられて、どうにかアドレナリンを出しております(^_^)

毎年、マイナス100%ぐらいに変わっていくさまざまな事を、幸せに乗り切るには

「平気」「大丈夫」「何とかなる」「よし!やろう」と言って、前向きに取り組んできた先生たちの背中に引きづられる以外はないのです。

毎日心の中で拝んでいます(笑)

 

と、色々書きましたが、とにかく

どうにかこうにか、仕上がりが見えてまいりまして、うまく運ぶように祈っています。

それにしても、こんなにも難しい作品ってあるのだろうか?と。

振付をなぞるだけじゃない領域で、舞台の上ですべてを中庸に持っていくと言う、違う次元へのチャレンジは、まだまだ続くと思います。

 

バレエは奥が深いです。

だからこそ、ルルヴェでまっすぐ立つだけが、本当に何よりも簡単で、シンプルで、もっとも難しいことだと思い知らされました。

名前かけませんが、ここまで助言いただいている先生たちには、心より感謝申し上げます。

 

終わりみたいになっていますが、この旅はまだまだ続くと思います。

 

バレエダンサーがレ・シルフィードを踊る練習

 

 

ちなみに、冬の「御佩劍」公演については、宇宙が全く違う感じで、未だ何もわかりません(笑)

色々な人に叱られています。ごめんなさい。

 

 

バレエダンサー3人、レ・シルフィード稽古