父が亡くなり母が心配。

 

食事の量が減り最終的に食べられなくなってしまった父の介護をしていた母。

気が付けば同じように体重は減り体力がなくなり筋力も落ち身体の不調が出始めている。

さらには活力がなくなってしまっている。

 

老人性うつ症状の初期のような気もしている。

 

まだ喪に服したばかり、いまはまだそれでいい。

心身ともに癒す期間。

それでも徐々に日常を取り戻さなくてはならい。

果たして高齢の体力も落ちてしまっている状態で日常を取り戻すのにどのくらいの期間が必要なのか見当もつかない。

 

心配なのはこのまま自律できなくなってしまうかもしれないということ。

 

いまはご飯(調理はできないけど)は食べれている。父のようになりたくないという思いからなのか

気が付けば力をつけようと食べ物を口にしようとしているし食事も頑張って食べている。

ただ心は全然追い付いていなくて食べることに必死なようにも見える。

お話ししながら味わうということを忘れてしまっている。

話しかけながら食べようとすると食べることがとまってしまったり

食べている最中の「おいしいねぇ」という感情が感じられない。不安だ。

 

母がちゃんと泣けるようになるのはいつだろう。

悲しみにどっぷりとつかり過ぎるのも心配だろうけど

感情をなくしてしまったような心が動かない母がとても心配。

 

私はまた私に出来ることを考える。

一緒には暮らせない。だからこそ実家へ帰るのは週一日を変える気はない。

本当はそばにいてあげる日を増やすべきなのかもしれないけれど

ずっとそばには居てあげられないんだ。だから変に期待を持たせることをしたくない。

母の心のケアもしつつ自律の手助けになることを考えよう。

 

母から離れる時間を設けることで飲み込まれず冷静に考えることが必要だ。

私が目指すのは残りの人生を楽しんでもらうこと。

悲しみや不安に飲み込まれず笑って過ごせるように