アメリカの女性記者タリー(ミシェル・ファイファー)が、

夫ウオーレン(ロバート・レッドフォード)の指示で

刑務所の実態を取材に行った時、囚人たちの暴動に巻き込まれる。

彼女は急遽沌とした現場の模様を中継することになった。

囚人たちは仲間たちが次々と倒れる中、カメラに向かって、刑務所の悲惨な待遇や人種差別が行われていた事実を訴えた。

この大スクープでタリーは全米ネットのアンカーウーマンに抜擢された。

夫ウォーレンもタリーのアドバイザーになった。

そんな彼女に、きな臭いパナマ情勢を取材したいと打ち明けた。

タリーの旅立ちを祝う盛大なパーティの席上で、

彼女はウォーレンが取材中に殺されたことを知らされる。

やがて、彼女は夫の死の悲しみを超え、番組就任のあいさつで、

報道とは真実を語る事ですと力強く宣言した。