久しぶりにブログを書いてます。

 

本当に久しぶりで、最後にこの執筆ページを開いたのが昨年3月。

 

まさにTime flies....というか。

 

この間の1年くらいは急に料理の仕事が忙しくなったりで、以前のようにのんびりブログの時間を割け無くなっていた、また時間があっても精神的余裕がありませんでした。

 

そんなわけでとっても久しぶりに、ブログと向き合う時間。

 

一年も時間が空くと、もう一度何から書けば良いのやら、もしくはよくまた書く気になったよなぁ、、って話なんですが私自身、執筆意欲に沸いています。

 

何故ならば、、このブログの最後の回がJeff Beckネタだったんですが、そうですあのBeck氏が今年に入って急遽天に召されてしまいました。

 

 

Jeffが大好き!といいつつ、当然ながら私ごときがご本人と対面した事もなければ、コンサートに数回足を運んだだけです。

 

でもでも、この喪失感というか何でJeffが、、っていう言葉に出来ない虚しさで胸が詰まります。

 

もうお亡くなりになり、1ヶ月近くが経ちますからBeck関連のネットの記事等はどんどん減っていっているでしょう、、。

 

ただ、私が胸を張って言っておきたいのはですね、今から一年前のまだ世間の注目がほとんどあのロックギターの唯一無二の権威というか生ける神話的Jeff Beckに向いていない頃からあんなにもJeffについて熱く語っていたっていう、それだけリスペクトしていたし、私にとっては生涯を通じ胸を焦がし、正しい表現かわかりませんが背中を追い続ける存在でした。

 

初めてJeffの作品に出会ったのは私がまだ10代で中学生の頃でした。

 

 

正直10代も20代も30代も 笑 毎日が順調で順風満帆などといった感情はほとんど感じられず、日々緊張や不幸感の方が多い人生だった様に感じますが、、ってどんだけやねん、、ですが、笑  ネガティブな気持ちが心の中を支配しようとする時にYouTubeでJeffの動画を観たり大好きなWiredやBlow By Blow、、その他数えきれない彼の名演にどれだけ希望を与えてもらったか、、。

 

なかなか本題に話が進みませんなぁ、、。

 

そんなこんなで去年の今頃何故、Jeff Beck関連の記事を書こうと思ったのか正直今となっては分かりませんけど!当面、本ページRay's KitchenではJeff Beck関連の記事を書いていきたいです。

 

何でも来月号はかのGuitar MagazineもJeff Beck 総力特集らしいし、、って何で規模が違うけどね 笑

 

そして、個人的に感じていたこのWiredの魅力やパーソナルな思い出について触れてみたいです。

 

 

この青色の背景が印象的なJeffのキャリアを代表するマスターピースに出会ったのは今から20年以上前、私が中学3年生の頃でした。

 

この当時は何となく、周囲のいろんな人たちの影響で60’s〜70’sのブルースベースの洋楽を聴きまくってまして、具体的にはJimi Hendrix とかCreamとかLed Zeppelineとか、、色々ありますがハマって聴きまくってると何故か途中からギターパートに集中して聴いている、各バンドのギタリストに憧れてる自分がおりました。

 

ジミヘンはもちろんだけど、E・クラプトン、J・ペイジ、R・ブラックモアとかAerosmithのJ・ペリーもですし、、。

 

そしてそれぞれの曲に印象的なギターリフと同様に強烈でキャッチーなソロが炸裂!してますよね。

 

’70Sくらいのソロだと世界中のトップギタリストたちがエレキギターの可能性を追求して、テクニカルを極めようと凌ぎを削り合う’80s、’90sと比較すればまだ聴き取りやすいものが多いんですけどそれでもその当時の私にとっては非常に画期的で毎日毎日、Deep purple「Burn」やLed Zeppeline「Staireway To heaven」もしくはCream「Crossroad」なんかの火花が飛び散りそうなインタープレイ、もしくは即興生を感じさせつつ完全なまでに構築された起承転結の伝わりやすいストーリー性のあるリードギターの世界に魅了されまくってました。

 

 

いつかは自分もE・クラプトンやJ・ペイジみたいにストラトやレスポールをマーシャルに繋いでファズやディストーション全開で引き倒してみたいなぁ、、とか 笑 ジミヘンみたいにステージでギター燃やしたろか、R・ブラックモアみたいにストラトでステージ上の邪魔なカメラマン殴ったろか、、とか 爆 やたら自分の中でギターに、ギターソロに注目が向かう中、一曲の中で歌はいいからもっとギターを聴かせてほしいなぁ、、という欲求が目覚めてくるんですなぁ。

 

それで、確か中学2年か3年の時にたまたまNHK BSでやっていたのがこのJeff Beck来日公演のライブ映像。

 

中学生時分の当時、夕飯を済ませゴロゴロしているとリビングで晩酌していた父、若い頃ロックフリークで色々詳しかった、が

 

「おい、いいのやっているぞ!」

 

と興奮気味に呼んできました。

 

その後の、興奮は前回のブログに触れてるんですが、、その当時の自分の中でのJeffの情報は’60年代後半に初代Jeff Beck Groupをやってたギターリスト、というものしかなく、正直この映像を目の当たりにして本当にBlow By Blowっていうか強い風に吹き飛ばされそうな衝撃を受けていましたよ。

 

 

 

 

それで慌ててその映像を当時のVHSビデオテープに録画して、何度も何度も見ていました。

 

多分、控えめに見ても再生されまくったテープはヨレヨレになっていた事でしょう 笑

 

’99年発アルバム「Who Eles!」のプロモーションも兼ねたツアーだった為、当然「Who Else!」収録曲が中心でしたがファンのためにキャリアを代表する「’cause We've Ended As Lovers」や「Blue Wind」「Big Block」も演奏されて当時のJeff Beck初心者にとってはベスト集的な内容になってました。

 

だから、この映像がきっかけで彼のキャリアを追っていった私的には「Blow By Blow」や「Guitar Shop」、「There And Back」往年の名作を聴いて行った時にあっ!この曲はこのアルバムがオリジナルなんだ!っていう発見があってそう言う瞬間が何より幸せでしたね。

 

 

そんなわけで次回のブログではロック史にその名を刻みつける永遠のマスターピース「Wired」が自分の心に何故響いたのか、20年近く聴き続けその時その時で感じた発見とかも触れてみたいです。

 

長々と書き、不定期にしか更新しませんが、それでも良い方またお付き合いよろしくお願いいたします。