最近、高中正義さんの記事を集中的に書いていましたが、たまには他のミュージシャンのお話も。
不定期ですが、お気に入りのミュージシャンのアルバムをご紹介していきます。
今回はこの名盤、「Char」Char 1976年
高中正義さんと同じく、大好きなCharさんです。
僕が生まれる前からデビューして一世風靡したアーティストですが、昨年はデビュー45周年を迎え長きに渡って活躍されてるので、僕は昭和60年生まれ 笑、全然僕の世代がファンでもおかしくないわけです。
ずっと中学生の頃から洋楽を中心にロックにハマり、気が付いたらギターも弾くようになり、海外のハードロックバンドを中心に少しずつ曲を練習していました。
その当時、’90年代の末から2000年代前半にかけて、中学、高校時代を過ごしてましてその頃はバンドものならエアロスミスとかガンズアンドローゼスとか、、レッド・ツェッペリンも好きだったし、、パンクとかヘビーメタルよりもハードロック系のバンドが好きだったなぁ、、。
エアロスミスはその当時も、勢力的に新しい作品を発表したり、ツアーもやってましたが、特に流行に関係なくカッコイイと思ったバンドやアーティストを聴いていました。
特にブルースロック系が好きだったかな、、クリームとかジェフ・ベック・グループ、初期も第二期も、とかも好きでした。
オールマンブラザーズバンドとか、サンタナも、、。
その当時、ギターマガジンとかヤングギターを毎月、お小遣いで買って色々情報収集をしていましたが、、毎月エリック・クラプトンとか、エアロスミスとか、、イングヴェイ・マルムスティーンとか洋楽系のロックスターが表紙を飾り、特集を組まれてて、日本人のプレイヤーって当時はあまり関心なかったです。
そんな中、たまたまギターマガジンを見てるとバックナンバーの紹介欄に今まで見たことない日本人のギタリスト「Char」が表紙を飾った号が載っていた、、。
この時まで、Charというアーティストの存在など聞いたこともなく、周りにも両親とかCharの存在を知ってたけど話題にする人もいなくて、、誰だ?!この人は??
みたいな感じでした。
その当時でよくギターマガジンの表紙になる日本人アーティストって、、B'zの松本孝弘とか、ハイスタの横山健とかが多かった気が。
Char自体はその当時も日本のロックギタリストの重鎮的な存在でしたが、とりわけヒットシングルを出しまくって、TVでもよく見かけるようなアーティストでもなく、、
本当に謎めいた存在だった。
大体、あの名前は何て呼ぶんだ?という感じです 笑
それで、知らない情報に好奇心がいっぱいのお年頃だったので、是非聴いてみよう!
ということで翌日に学校の帰りに図書館に。
えっ?!と思われるかもしれませんが、この当時僕にとって私立図書館って物凄い情報ソースだったんです。
地元の私立図書館は、規模も結構デカくて、書籍以外にオーディオ資料もかなり豊富。
そして、当然ながらレンタル料が無料なところが一番の魅力!
ディープパープルやキッス、マイルズ・デイビスも全部、僕は図書館で出会ってました 笑
僕の通ってた高校の近所に私立図書館がありまして、実家からちょっと離れてますが毎日、学校の帰りに図書館で好きなミュージシャンのCDが借りれる!ということで高校選びをしていましたよ 笑
マジで。
あと、楽器屋が近所にあったこともその高校に進学した理由の一つ 笑
ギターの弦が切れたらすぐに買いに行けるから!
毎日、学校帰りに好きなギターを眺めることが出来た。
そんなことで授業の内容もそこそこに、図書館にCharのCDを探しに行ったのを覚えています、昨日の事のように。
まだ、今みたいに音楽をYouTubeやネットで聴くなんて考えられない時代の話です。
借りてきたCDは2週間貸出期間があり、その間にパソコンを持っている友達の家に行ってCD-Rに焼いてもらったり、カセットテープにダビングしていました 笑
一枚の貸し出しカードで5枚のCDが借りれたはず、、。
超懐かしい!古き良き時代やなぁ。
あの時、私立図書館と出会っていなければ僕の人生は全く別なものになっていたでしょう。
それだけ、頻繁に図書館に通いくる日もくる日もCDを聴き漁ってた 笑
それで、その時に図書館の棚から見つけ出したのが確かこの2枚だった。
「Best Of Char」、「Character」
簡単に説明すると、二つともベストアルバムです 笑
多分、初めてだったもので無難にベスト盤を選んだんでしょうな。
今でも鮮明に覚えてる。
ただ、ジャケットで選んだ、、って言うのもあったと思います。
この「Best Of Char」のジャケット、普通にカッコいいでしょ。
白ボディ、ピックガード黒のムスタングを抱えているChar。
このアルバムを聴いたり、このジャケットを見ていると今もあの時と同じ気持ちです 笑
この2枚のアルバムと共に図書館を後にして家に着くまでの時間が本当にワクワクしていましたよ。
多分、この音楽は自分にとってピッタリの内容なんだぁ〜って期待しまくってたと思います。
そしてそれから数時間後、自宅でCDコンポにこの2枚の盤を入れてから僕の人生は大きく変化していったわけですが、、。
またその辺の事も後日、書けたらと思います!