「A little South of Sanity」 Aerosmith


大好きなエアロスミスのライブアルバムです。このコラム書くときは大体、このアルバム聴きながらノリノリでタイプしてます!

中学の頃からこのバンドの虜になってますが、なんか胸の奥の柔らかいところを触られるような気分になるんですね~これが。



Hello,Friends. 岩崎涼海でございます。もう早いもので当コラムも連載9回目。暖かい目で見守ってくださった読者の皆様には本当に感謝でございます。


で、前回の 続きで京阪枚方市駅前の居酒屋のカウンターでお互いの気になるポイントをカミングアウトしつつ、すっかり出来上がってきた、酔いが回ってきたって意味です、私たち、、、



原町、枚方市の飲み屋街、へ移動する我々。

3件目のカラオケでは私は酔っぱらって寺尾聡の「ルビーの指輪」とかCharの「気絶するほど悩ましい」を大声で熱唱してました  (笑)

何だか年齢と曲が合ってませんね。



「年上の私に気を使ってくれてるの?悪いけど私、そんな古くないよ?」


とは彼女の弁ですが、単に私の趣味っす。


そんな私に対抗するつもりかチャゲ&飛鳥やアルフィーとか中森明菜を熱心に歌うイワサキさん。横で泥酔しながら一生懸命タンバリンを叩く私 (笑)


二人っきりでカラオケルームで何やってるんだろう。このお店でも確かウイスキーをロックで数杯。数時間後、お店を後にする頃にはお互いに足取りがおぼつかないぞ?どうやって帰ったか分かりにくくなるくらいのお酒の量だったんですが、、、。


とりあえず、自分ちの近所に住んでるらしいしイワサキさんを家に送ろうと彼女と連れ立って歩くこと数分。彼女が立ち止ったその先には巨大なマンションが!この辺りじゃちょっと話題のラグジュアリーな分譲物件が中心の高層マンションです。まさかと思って聞いてみたら彼女はここに住んでいるという。




えっ、マジすか?





酔いも手伝ってか話がうまく呑み込めない、、、何となくお酒の余韻も本格的に回ってきたようですね、、、。







朝、目を覚ますと私はイワサキさんちのベットで横になってました (笑)



起き上がろうとすれば、頭が痛い。ん~どうなってんだろ?とりあえず、服は着たまんまだ!と必死に記憶を手繰り寄せていると、どこか

らか目覚ましの音が!


その途端、隣で寝ていたイワサキさんがバサッと起き上がる!私と目が合うと何となく恥ずかしそうな雰囲気で


「おはよ~、ちょっと悪いんだけど一緒に来てもらえない?」



はっ?何処に?と質問する隙も与えずリビングに通される私。瀟洒なデザイナーズ物件ですね。モダンな家具がシンプルに並べられて手入れの行き届いた室内は少し殺風景なくらいでした。壁画とか飾ってましたよ。立派な額縁に入れて (笑)  まぁ数年後には私が毎日お手入れするようになるわけですが、、、。

イワサキさんは奥のキッチンに入って何やら火をおこして料理をしているようでした。




8am November morning

朝日の眩しいひんやりとした11月のとある朝。



朝食の用意かな?ん、でも何なんだこの急な展開は?




見渡すと足元にぬいぐるみが、、、。


っ!そうだった、イワサキさんにはお子さんがいるって昨日いってたなぁ、、、そういや昨日の夜なんかお子さんはどうしてたんだ?など二日酔いの重たい頭で必死に思考を巡らしていると、そばにあったバルコニーの窓が開いた&小さなパジャマ姿の女の子が入ってきました!




動揺した私はとりあえず微笑んで


「おはよう!」とこの女の子に挨拶するとまだ寝たりないのか眠そう

なあどけない声で「おはよ~」と返してくれる。

まさかここで


「実は昨日、君のママとデートして呑みすぎた勢いで一緒に寝たかもしれないんだ、、、」


なんて間違っても言いませんよ (笑)

思えばこれが我が長女チアリとの初めての出会いだったんですね!



でも、お互い動揺している表情が隠せません (笑) そりゃそうですよね?チアちゃんからしたらいつも通り朝起きてリビングにい来たら謎の男性!それもビジュアルがなんだか奇抜、、あんた誰?的な空気感満載っす(´・ω・`)



「あ~チアちゃんおはよ~ この人リョウくんやからね~。よろしくね~」


とイワサキさんも助け舟的発言をしてくれますがかえって彼女の疑問を深める結果に (笑)



朝の習慣なのかチアちゃんはリモコンを手に取りTVに電源を入れました。それにしてもこの巨大なTVもなかなかお目にかかれないサイズでいちいち目が点になっている私です。で、番組の方はお決まりのNHK「おかあさんといっしょ!」ですよ!



さすがに23歳独身男子が一人暮らしの自宅で朝から「おかあさんと

いっしょ!」見ることもないんでチアちゃんの隣に座って一緒に画面を眺める私。リアルな感想でへー今のってこんなキャラいるんだ?みたいな感じで無言で彼女と見入ってました。新鮮な感じで。



後から考えたらこの私の素朴な反応が良かったんでしょう。黙って自分と一緒に「おかあさんといっしょ!」を見てるから悪い人じゃないと思ってくれたみたいですね (笑)



何せ私ら世代にとって「おかあさんといっしょ!」ってニコニコプンですからね!ジャジャ丸、ピッコロ、ポロリの時代ですよ? (笑)












、、、丁寧な画像まで (笑)





うしてるうちにイワサキさんがキッチンから朝食を運んできます。味噌汁におにぎり、出汁巻きなど日本の朝食の定番メニューじゃないですか!なんだか派手な暮らしぶりだけど、意外と家庭的だな、イワサキさん。、、、味噌汁が二日酔いの身体に沁みる、、、ん~。


食事を終えるとイワサキさんは何やら急いだ様子でチアちゃんを保育園の制服に着替えさせてました。あ~そっか、平日だしこの子は保育園に行くんだな。じゃあ私もそのタイミングでそろそろお暇、、、



と思った矢先、「さっ、リョウ君も行こっか!」 と間髪入れず腕を引っ張られる私。抵抗する暇もなく玄関で二人と一緒に靴を履く事に 汗

えっ?!ちょっと、これって夢でも見てるんだよね?



年上の女流社長とデートしてラグジュアリーな彼女の自宅マンションにお泊りしたら翌朝はシングルマザーの彼女と娘さんの保育園の送迎に、、、。


現実にしては展開早すぎじゃね?そうだよ、夢。 You may dream!

と信じてありきたりではありますが、私は目をつぶって頬をつねってみました。それも全力で!何故って?90パーセント以上の確率で夢だと思ったからつねっても痛みはないと確信していたのです。



ですが、、、










えっ?ほっぺたが痛いぞ?!





そんな私の不審な様子を怪訝な眼差しで見つめるチアちゃん。この子は幼少期からどこか大人びた雰囲気がありましたね!玄関から共用の廊下に出たら見渡す風景の何とまぁ見晴らしのいいこと!昨夜は酔っぱらって気づいてなかったけど彼女の部屋は14階に位置してました。この辺からだんだん現実を真摯に受け入れようと努める私です。



化粧ができてないノーメイクの素顔を隠すため彼女の顔より大きそうなディオールのサングラスをかけたイワサキさんに導かれ私はエレベーターに。てかエレベーターの付いたマンションも初体験な私です。


やれやれ、、、と思いつつエレベーターに向かうとそこにはイワサキさん達以外に可憐な雰囲気の初老のご婦人が、、、、。





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