カウンセラー・紅実子(くみこ)です。
早いもので、もう4月・・・新学期や新年度が始まりましたね~
1月からスタートした、根本裕幸師匠のお弟子さん制度も
3分の2が終わることになり・・・
月日の流れの早さを感じずにはいられません
この時期、別居中の家族(夫が出て行ったしまったケース)にとって
数々の家族イベントごとが目白押しで・・・
なかなかしんどい時期を過ごすことになります
❖ 入学式
❖ GW (ゴールデンウイーク)
❖ 運動会
当時、私もこの時期は本当に辛かった・・・
夫が出て行ってしまったことは、もちろん公にはしていないし、
ましてや夫の不倫のことなんて
身近なママ友には誰一人として言えませんでした。
「相談しよう!」という気には絶対なれませんでした。
「夫が不倫してるだなんて・・・しかもそれが原因で別居をしていること
絶対に知られたくない!」
『可哀想って思われたくない』とか
『親経由で、子供たちの耳に入ったらどうしよう?』とか
『人の不幸・・・本当は面白がるに違いない!蜜の味っていうもんね~』
うん、『世界一不幸な私』を絶対に知られたくなかったのです。
しかし、当時は長男は幼稚園の年長組さん
幼稚園のイベント盛り盛りで・・・音楽会、お遊戯会、一日参観、卒園式
家族で観覧に出かけるものばかりで、
夫と別居したばかりの頃、「どう対処しようか」本当に苦慮しました。
別々の席に座るのも変だし、ママ友や先生にも「?」と思われるのも嫌だし
不倫真っ最中で、離婚調停起こそうとしている夫と
まるでそんな大問題を抱えている夫婦とは思えないような雰囲気で
二人で一緒に座り、なんとかやり過ごした私・・・
当時の心境を思い返してみると、修行そのもの
夫側の方を向けず、ひたすら前や、隣にいるママ友とお喋りに夢中のふりして
なんとか耐え抜きました。
行事ごとに参加中に、夫から「離婚の話どうなった?早く離婚届書いてよ。」と
言われるんじゃないかと冷や冷やしながら
ただただ時間が過ぎるのを待ちました。
入学式や運動会も同様でした。
緊迫した雰囲気、神経張り巡らせてガチガチにこわばった体・・・
間違いなく寿命が数年縮んだと思います・・・(*´Д`)
同じような状況の友達からは、、、
「まだ来てくれるだけマシだよ。
ウチなんて情報送っても何も返信ない。まるっきり無視だよ
私はどう思われてもいいけど、子どもがかわいそう!
運動会に来ない父親って・・・子どもに何て言い訳させるつもりなわけ?
これ以上、どんだけ子どもの心を傷つけたら気が済むわけ?
運動会来ないなら来ないで、子どもにちゃんと直接説明してほしい!」
夫と緊迫した雰囲気で過ごさなくてはいけなかったことを愚痴ったら、
反対にアッパーカット受けました
子どもの世界の方が残酷。厳しい。。
子どもは、「どうしてお父さん帰ってこないの?離婚したの?」とか
ストレートに聞いてきちゃう
「仕事で遠いところにいるんだー。単身赴任してるから。」
「えー?でもぜんぜん見かけないよね?〇ちゃんのパパは毎週末帰ってくるよ?」
↑
えー・・・これって、きっと、そのママが子どもに話しちゃってるパターン
疑いを持ってるママ友が、自分の子どもから情報聞き出そうと探り入れてる・・・
家庭内で、よそ様のウワサ話を子どもを交えてやっちゃってるのでしょう
「そんなこともあるよね~。人生いろいろだもん」
今でこそ、そう思えるし、
その時々の「自分」を受けとめることが出来る、
「しょうがない」「グレーぞーん」を認めることが出来るようなったけれど、
そうした考えがなかったり、経験がなかったりすると、
自分の観念(ビリーフ)で物事をはかろうとするから、
「運動会には家族そろって参加するのが当然」
「単身赴任してるお父さんが月に一度は帰ってくるのが普通」
「別居してる=夫婦仲が良くない」 等等
決めつけちゃう!!から
でも、本当に土日仕事のお父さんだっているし、
海外赴任や出張に行ってる場合もあるし、
たしかに、当日はもやもや気にするかもしれないけれど、
後で、「〇くんのお父さんが運動会に来ていたか?」なんて
誰も覚えていないよ・・・
と言ってみても、Nちゃんにとっては
「子どもが楽しみにしている運動会にすら来てくれなかった」のが
辛いんだよね・・・
「そんなに子どもより大事なものなの?」って・・・
ああ・・・こうした妻や子どもの葛藤や苦しい胸の内を知る由もなく、
ただただ「逃げている」ようにしか見えない不倫夫たち
この差って、何なのでしょうね