ご存知のとおり、私は夫の不倫により夫婦の危機、家族の危機があった。
今は、関係再構築中・・・まだまだ色々模索しながらの日々。
なまじ心理学やカウンセラー勉強中のため、
若干「ものわかりのいい妻」になっているのでは?・・・思わなくもなくはない??
それでも、夫が戻って来たばかりの頃は、やはり責めに責めた。
「家族を、子どもを捨ててまで、あの女と一緒になろうと思ったんだよね?(怒)」
「〇〇の誕生日より、女との逢瀬を優先しようとしたし(怒)(怒)」
「ちゃんと別れると言ったから、こっちはいろいろ我慢したのに!(怒)(怒)(怒)」
夫は「おっしゃる通りです」とうなだれるばかりだったけど、最近は
「一生そうやって責め続けるつもり?」とチクリと切り返す時もある。(ムカ!)
一生言い続けるつもりはないけれど、、、なんか、もう、無かったことにしようとしてない?
昨日のケンカのように、私の中ではまだ消化(昇華)出来ていなくて、
「私はまだ傷ついている。許していない。」気持ちをぶつけたくなる。
昨夏、師匠の『カウンセラーならば知っておきたい心理学の基礎講座』を受講し、
目からウロコな情報や知識をたくさん教わった。
カウンセラーになるとかならないとか関係なく、
生きていくうえで、様々な人間関係をきずくうえで、たくさんのヒントや心構えを授かった。
中でも、とても印象的な「問題の原因」のひとつ・・・【加害者】と【被害者】という立場
私(被害者)⇒夫(加害者)に傷つけられた事象により、その行為や言動を責めまくる
↓
夫への攻撃を開始するので、その瞬間に、私⇒夫にとって「加害者」となる
↓
夫は、私からの攻撃をうけることで、被害者の立ち位置となる
つまり、加害者と被害者の関係は同時に発生することになる
そっかぁ・・・責められる夫にとって私のほうが加害者になるのか。。。
「被害者」だとばかり思っていたけれど(だって「被害者でしょ!」という声が聞こえてきそうだけど・・・)
「被害者」という鎧を着て、それを盾に夫を攻撃(口撃)しまくっていたのだ。
とてもとても衝撃的な発見であり、新しい観念であり、、、
でもおかげで少し冷静になれた私がいた。
夫を責めながら、この関係性(現象)をふと思い出すようになった。
ちょっとだけ、夫の気持ち?立ち位置?に思いを寄せることが出来るようになった。
では、このような加害者・被害者感情を解決するには・・・「手放し」
うーむ、「手放し」かぁ・・・いやーきびしいなぁーまだ今は
正直、私はまだ手放せてはいない。
でも、いつか・・・いつかきっと『手放し』できると信じている。