最近、知り合った方が、自分は母子家庭だって言っていました。
そしてそれは、子供の頃、父親が亡くなったのだと思っていました。
でも、そうではなく、離婚によりそうなったのだそうです。その方には姉さんがおられるそうで、親が離婚するときに、娘は父親が引き取り、息子は母親が引き取るということだったそうです。「おねえさんに会いたくなった時があった?」と聞いたら、
それはなかったそうです。(本当は会いたいと思ったことはあったのだろう思うけど)でも、お父さんには会いたかったそうです。自分の父親が同じ市の隣の区に住んでいて、その名前が電話帳にあるのを見つけて、何度も10円玉を持って、公衆電話の受話器を持ったそうです。でも懸命にその思いを殺したそうです。
でも、泣いてもいいから「お父さん」って電話で呼べばよかったんじゃないかなと思う。子供を忘れられる親なんかきっといないと思うから。

「聞かせてほしかった、嘘で構わないから、私はあなたに確かに愛されてたって、たった一度でいいから」(浜崎あゆみ Memorial Addressより)