こんにちは!
東京療術学院 矢嶋です。
いよいよ開催まで1週間となりました
【内田講師 冬季特別セミナー】
こちらでのコラボブログも
拝見いただいている声を最近頂ける様になり
とても嬉しい気持ちです
本日までにセミナーをお申込みいただきました方は
早割り特典があり5,000円OFFで受講出来ちゃいます!!
●12月26日(日)空いてるなぁ・・・・
●内田先生の講義をもっと聞いてみたい!!
●筋・ファシアについてもっと知りたい!習得したい!!
などなど・・・まだまだご参加お待ちしております
本日お送りいたしますのは
内田講師 特別セミナーまでの学習 Part.9 です。
内田イズム炸裂中のブログをぜひお楽しみください
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「下腓骨」の動揺で多く見かける方向は「下後外」です。
もちろん関節が「脱臼」している訳では無いので
普通に歩行をしている方も多くいます。
中には歩行障害になっている方もいます。
【程度】には個人差があります。
足首自体にトラブルを感じないのですが
他の部位にトラブルが起こるものも多くあるです。
あなたの腰痛や肩こり頭痛の影響部もそうかもしれません。
このことは何度か繰り返していますが、
「本治」を目指す整体師なら
知っておかなければ片手落ちになります。
さて腓骨筋には長腓骨筋と短腓骨筋があります。
2つは停止腱の付着する場所が違います。
起始と停止の付着骨はしっかり覚えておいてくださいね 。
長腓骨筋の付着は第1楔状骨と第一中足骨です。
この骨と腓骨の関係が腓骨筋や大腿二頭筋の変調により変わります。
つまり、腓骨とこの2つの付着骨の関係を観ることで
どの筋がどんな変調を起こしているか見当をつけることができるのです。
どういう事かを解説する前に考えてもらいたいので
ここで問題を出しますね。
今まで読んできたことを理解していればできます。
問題)「腓骨上」動揺の影響部は何が考えられますか。
答え)大腿二頭筋(し)と腓骨筋(ゆ)が挙げられますね。
問題)それに加えて付着骨の第1の楔状骨と中足骨が
上動揺となっている場合、影響部が腓骨筋だとしたら
腓骨筋の変調は(ゆ)と(し)どちらでしょうか。
長腓骨筋の腱の走行を観察してみましょう。
下記の図、腓骨筋の走行を見てください。
腓骨から下ってきて外踝後方を周り上腓骨筋支帯
により固定され、前下方へ曲がり踵骨腓骨筋溝を通り
下腓骨筋支帯に固定され、第5中足骨の後ろを回って足底に行く。
付着骨は第1楔状骨と第1中足骨の底である。
腓骨筋は腓骨とこの2つの骨を離れないように繋いでいる筋なのです。
ゆるみ過ぎが起きると腓骨は上へ、そしてこの 2つの付着骨も上へ動揺します。
つまり、「腓骨上」「第1楔状骨上、第1中足骨上」と
動揺が見られたら腓骨筋は「ゆるみ過ぎover-loose」であると言えるのです。
「腓骨上」動揺の影響部が大腿二頭筋の(し)だったら
腓骨筋は腓骨に引っ張られて(し)となります。
続く・・・