6月25日、渋谷WWWXであった「THE ORCHESTRA TOKYO TOUR2024 "Country Road"TOUR FINAL」に行ってきました。メンバーの出身地を回るこの春のオケトーのツアー、そのファイナルのライブでした。


 

明るく楽しそうな新SEにのって、新衣装に身を包んだメンバーが登場。これから夏のフェスシーズンを迎えるのに相応しい、爽やかなグリーンの可愛い新衣装です。
「こんばんはオーケストラトウキョウです!"Country Road"TOUR FINAL始めます!最後までみんな盛り上がっていきましょう!」と、楠ろあちゃんの呼びかけから「Be BRIGHT」でライブが始まりました。1曲目からシンガロングが会場に響き渡り、その勢いのまま「Cloud 9」から「ACT」へとアウトロつなぎで盛り上げます。「江戸ギミック」「SONIC MOVE」「PROGRESS」とアップテンポのナンバーを次々に繰り出し、メンバーの煽りにフロアが応え、お互いのボルテージをあげながら、最初のブロックから熱いステージが展開されました。
最初のMCでは、「この衣装、きゅうす(9th)になる?」と裕木真生ちゃんが尋ねると、「そうだね、きゅうす」と答える流川乃莉子ちゃん。「可愛い?」と尋ねるメンバーに「可愛い!」とフロアの声が答えます。
今回のツアーは千葉(流川、裕木)、群馬(楠)、静岡(大石)、新潟(平澤)とメンバーの地元を回って来たこと、2部ではトークショーをやったこと等を振り返ると、ろあちゃんが「みんな、ライブの感想よりもご飯とか載せてた」と指摘して笑いを誘い、乃莉子ちゃんが「今回、渋谷でファイナルを迎えるということで、みなさん、来てくれてありがとうございます」と述べて、メンバー全員で感謝を伝えました。
「オケトー凱旋ツアーファイナル、そして、2024年の上半期の締めくくりということで、今夜は楽しい夜にしましょう!」と真生ちゃんが呼びかけました。

テーマパーク感のある華やかな「Fairy Land」から始まったブロックは、「DANCING MONSTER」をみんなで踊り、黄色のペンライトが灯る中で哀切な「螢」を聞かせ、「陽炎」から「ESCAPiSM」へとエモーショナルな楽曲を繋いだ後、ピンクに染まったフロアと一体で「桜音」をパフォーマンス。早くも前半のクライマックスを迎えました。情感を込めた曲を歌う平澤芽衣ちゃんは、さらに力強くなった感じです。

新曲発表のMCでは、乃莉子ちゃんが「『ソレイユ』と言うタイトルで、04 Limited SazabysのRYU-TAさんとオーケストラトウキョウのプロデューサーのTommyさんが一緒に作った楽曲です」と紹介した後、「個人的な話になるんですけど…」と切り出しました。
「去年、私は声帯ポリープが見つかって、活動を続けることが難しくなって、お休みをいただき、夏に手術をしました。とにかく悔しい思いをすることが多くて、メンバーやファンのみんなに支えられて、なんとか自分の足で立っていたような、心配をかけてしまったような、思い通りにいかない夏を過ごしていました。まだ、完治しているわけではないんですけど、今年は夏の出だしからみんなと一緒に過ごせるのがとてもうれしいし、わくわくしています。この『ソレイユ』という曲は、目標に向かって走っていくというメッセージが込められています。去年はみんなに支えてもらった分、今年はみんなの手を引いて、10月のZepp新宿という大きな目標に向かって走っていきたいと思います。一緒に忘れられない夏にしましょう」と語り、「この曲で一緒に夏に駆け抜けましょう!」と呼びかけて、初披露の新曲「ソレイユ」をパフォーマンスしました。
ストレートなバンドサウンドならでは明瞭な力強さとともに、明るい疾走感がある楽曲で、夏の青空が似合いそう。フェスで声を出して盛り上がるナンバーになりそうです。
続いて、真生ちゃんの「夏に向かって進行!」の叫びとともに「RIOT PARTY」から始まった本編終盤は、「STRiNGS」と、大石花音ちゃんが「ここにいる全員でクラップをお願いします!」と呼びかけた「WiTH」で一体感を作り上げ、最後は「マーメイドオーシャン」で夏への扉を開くようなセトリでした。

熱烈なアンコールに答えて「My HERO」「Checkmate」と熱いナンバーを披露した後のMCでは、「ソレイユ」のサブスク配信、8月20日の定期公演でさらに新曲を発表すること、そして、ワンマンライブ「UNITY ORCHESTRA」の特別先行受付が始まることが告知されました。
そして、真生ちゃんから「『UNITY』には団結という意味があります。5人体制になって1年ちょっと経ちました。こんなにも大勢応援してくれるファンの方が増えて…いなくなってしまった人もいるんですけど…、今日、ここにこれだけたくさんの人が応援に来てくれるのはスゴイことだと思います。いなくなってしまった人も、またオケトーを好きになってもらえるように、そして、今、応援してくれているみなさんがもっとオケトーを好きになってもらえるように、私たち5人はもっと頑張らないといけないなと思っています。それが、10月2日のZepp新宿につながると思っているし、その先の素晴らしい景色にもつながっていると思います。ここまでくると、抱えるものとか、プレッシャーとか、背負うものがいっぱいになってくるんですけど、この夏を5人で駆け抜けて、10月2日に最高の景色をみなさんと見たいなと思っています。オーケストラトウキョウ最大キャパのワンマンライブ、絶対成功させます。ついてきてください!よろしくお願いします!」とファンへのメッセージを伝え、「よろしくお願いします!」とメンバー全員で声を揃えました。
芽衣ちゃんが「それではラスト2曲でツアーファイナルは終わりです。この歌をみんなに届けます」の言葉を添えて「FAMiLiAR」を、そして最後は「ROUTE MYSELF」の熱いパフォーマンスでライブを締めくくりました。

ここまで、フルコーラスで全21曲という圧巻のボリューム!
メンバーの出身地を巡る凱旋ツアーのファイナルは、最強の楽曲たちをたくさん携えて勝負の夏を迎えに行くような、キラキラした充実のライブでした。
今回も最高に楽しかった。


特典会で…
アイドルらしいポーズが可愛い平澤芽衣ちゃん
ステージで見た時は、グリーンと白の衣装かと思いましたが、近くで見ると単純な白ではなく、パステルカラーの淡い模様が入っていてきれいな生地でした。
私「今回の衣装、可愛いし、爽やかでよいね」
芽「爽やかでしょ。緑の衣装を着たの、実は初めて」
私「そうなんだ」
芽「ここまできたら、全色着てみたいな。オレンジとか…」
私「似合うと思うよ。段原瑠々ちゃんのカラー」
芽「あっ、ホントだ!」

 

コケティッシュな表情の流川乃莉子ちゃん
私「今日のライブで、夏がますます楽しみになったよ」
乃「夏、駆け抜けていきましょ!」
私「うん!」
乃「今日のライブ、スピーチが一番緊張した」
私「まだ…がんばってるんだね…」
乃「でも、いろいろ歌えるようになってきたから大丈夫!」
夏の歌姫に期待しています。

セットリスト
SE
01.Be BRIGHT
02.Cloud 9
03.ACT
04.江戸ギミック
05.SONIC MOVE
06.PROGRESS
MC
07.Fairy Land
08.DANCING MONSTER
09.螢
10.陽炎
11.ESCAPiSM
12.桜音
MC
13.ソレイユ(新曲)
14.RIOT PARTY
15.STRiNGS
16.WiTH
17.マーメイドオーシャン

ENC
01.My HERO
02.Checkmate
MC
03.FAMiLiAR
04.ROUTE MYSELF
写真撮影
EndSE