2023年07月16日山中湖交流プラザ「SPARK」・THE ORCHESTRA TOKYO

７月１６日、山中湖交流プラザ きららであった「SPARK 2023 in YAMANAKAKO」DAY2に行ってきました。

１本目のレポはTHE ORCHESTRA TOKYOをテーマに「推しと参加する夏フェス」。


今年のSPARK、オケトーは２日目・３日目に出演しました。私自身は２日目に現地参加し、３日目は配信で見ていたのですが、流川乃莉子ちゃんが休養期間に入ってから見る初の現場になりました。

快晴の山中湖畔は日差しが強い炎天下。正午からのKIKUSTAGEは、アップテンポで軽快な「Be BRIGHT」から始まりました。暑さの分だけリミッターが外れて、１曲目から声を出し、シンガロングするのが楽しいステージです。
気になっていた乃莉子ちゃんのパートは偏ることなく、各メンバーに割り振られていました。「嫌いなことから目を逸らさないで…」の歌割が大石花音ちゃんになっていて注目しました。オリジナルと声質に差があるので、むしろステージ全体を通して花音ちゃんの歌声が印象的に聞こえました。ストレートな歌が爽やかで可愛いので、普段とは違う表情を楽曲に与え、その持ち味が生きていたと思います。
一方、楽曲の特徴を変えないという面では、声の張りやパンチが必要なパートは裕木真生ちゃんに、情感を込めた歌は平澤芽衣ちゃんに振ったうえで、オールマイティな楠ろあちゃんを軸に取り込むことで、「歌姫」欠席の状況を乗り越えて、４人で見事にライブを作り上げている印象を受けました。みんなでカバーしながらのライブは、いつもと違うメンバーの歌声を聞くことができて、これもまた貴重な機会でした。
いつもながら「ACT」のサビにいくところで真生ちゃんの「いくぞーっ！」を聞くとあがります。そして、３曲目が彼女のフィーチャー曲の「LiP」。歌に芯があって煽りも上手い真生ちゃんの存在はフェスになると圧倒的に心強く、今回も観客とのやりとりを引っ張って大活躍でした。
そこから「ESCAPiSM」へという流れは初期の鉄板で、フェスでも安心して聞けるセットリスト。SEなしで１５分を目いっぱい使い、オケトーらしさをギュッと詰め込んで駆け抜けたステージ。会場の暑さに負けないアツいステージでした。

その後の特典会で…
平澤芽衣ちゃん
芽「見えてたよ。帽子でわかった」
私「目印になったね」（よし、夏フェスはこれでいこう！）
私「（KIKUステージは髪を下ろしていたところ、後ろで小さなお団子を二つ作っていたので）髪、結んだんだね」
芽「髪が伸びて結べる長さになってきたから、夏の間はまん丸卒業」
私「夏らしくて可愛いよ」


大石花音ちゃん
私「乃莉子ちゃんのパート、みんなでカバーしてのステージだね」
花「たいへんだけど、だいぶ慣れてきたね」
私「最初のビーブラからけっこう歌割があったよね」
花「長めの歌割でしょ」
私「そうそう。良かったよ」
花「それなら良かった。歌頑張ろうと思って、（乃莉子ちゃんが）いない間に」
そう言った表情が凛々しかったです。

日が落ちて、ペンライトも使える（光っているのが見える）ようになったYANAGI STAGE。野外フェスの夜はお祭りの雰囲気が高まって格別ですが、１曲目から「Checkmate」がきて、いきなりぶち上がります。
芽衣ちゃんの「みんなで一緒に踊りましょう！」の呼びかけで「DANCING MONSTER」を踊るのも祭りの夜にふさわしく感じ、予想しなかった新曲の「Fairry Land」の華やかさも夢の国の雰囲気が広がって、夜のこのステージにぴったりだと思いました。
そして、最後の「RIOT PARTY」。イントロで芽衣ちゃんが一人で踊って、パフォーマンスの時の場位置を５人から変えていないことに気が付きました。いつもは対角線にいる乃莉子ちゃんのポジションを感じ取ることができ、「４人だけど５人でライブをやってるんだ」と思って感動。
「You make story We get the glory…」のシンガロングとともに、フェスの１日目を締めくくるに相応しいセトリだったと思います。

翌３日目はメインのSPARK STAGEに出演。残念ながら、私は配信での視聴となりましたが、前日に現場にいたので、単に映像を見ているよりは、会場のスケール感や周囲の景色、日差しの強さも思い出すことができて、それなりに臨場感を持って見ることができました。
オープニングSEの「Pentagon」に乗せて、最初に平澤芽衣ちゃんと裕木真生ちゃんが、続いて大石花音ちゃんと楠ろあちゃんが登場し、クラップで会場を盛り上げます。昨日の記憶とともに、富士山を背にした広いメインステージに立ってパフォーマンスする感じが伝わってきました。
１曲目の「Cloud 9」からメンバー一人ひとり、歌って踊る姿がとてもカッコいい。そして「マーメイドオーシャン」。
実はこの２曲、今回はやらないのではないかと思っていました。「Cloud 9」は５人をフルに活かした曲だと思うのと、「マーメイドオーシャン」は流川乃莉子ちゃんのイメージが強い楽曲だからですが、そんなことは全く関係なかったようです。フェスをたたかうのに最良のセットリストを組んで、それをやり切るグループの姿勢を感じました。
「Be BRIGHT」「RIOT PARTY」「STRiNGS」とメンバーのパフォーマンスに引き込まれるように画面を見ていました。それぞれに歌のレベルがぐんと上がった感じがし、それ以上に全員の気迫が画面越しにも伝わってきて、メチャクチャにカッコ良かったです。（芽衣ちゃんの歌、すごくカッコ良かったよ。）
そして、最後の「Checkmate」の爆発力！今回もまた、最高を更新したステージだったと思います。
たぶん５人でもこれだっただろうという全力のセトリを４人でやりきったメインステージでした。これは現地で見たかったな、現地で見たら泣いてたかも…

【KIKU STAGE】
01．Be BRIGHT
02．ACT
03．LiP
04．ESCAPiSM


【YANAGI STAGE】
01．Checkmate
02．DANCING MONSTER
03．Fairry Land
04．RIOT PARTY

【SPARK STAGE】
SE:Pentagon
01．Cloud 9
02．マーメイドオーシャン
03．Be BRIGHT
04．RIOT PARTY
05．STRiNGS
06．Checkmate
EndSE

 

公式から最後のKIKU STAGEのセトリも出たので。

【KIKU　KIKU】
01．SONIC MOVE
02．ACT
03．桜音
04．ROUTE MYSELF
End SE