6月9日、横浜ランドマークホールであった「アンジュルム 32ndシングル 発売記念 ミニライブ&お見送りイベント」第2部に行ってきました。タワーレコードのCD予約・抽選によるイベントです。


開演前からメンバーの名前を呼ぶ声があちこちから起きて、リリイベにも「声出し解禁」が戻ってきたのを感じます。
SEに合わせて「オイ!オイ!」のコールが起きる中でメンバーが登場し、今回リリースされる「アイノケダモノ」からイベントが始まりました。衣装も「アイノケダモノ」のもので、ライブでファンにお披露目するのはこの日が初めてとのこと。1曲目からワイルドで激しいダンスパフォーマンスを見せてくれましたが、特に、これが最後のCDとなるリーダーの竹内朱莉ちゃんと佐々木利佳子ちゃんが一緒に踊る間奏のダンスは圧巻でした。
その莉佳子ちゃんも、上國料萌衣ちゃんも体調等でパフォーマンスを制限していたのが、「様子を見ながら」としつつも解けて「完全体」のパフォーマンスでした。グループの顔と言っていい二人なので、まずは一安心です。

MCでは、「同窓生」のMV撮影の裏話を紹介。
キラキラした素敵な仕上がりになったMVですが、撮影時は前日の雨で地面がぬかるんでいたところがあって、川名凜ちゃんがダンスの時に足をとられたり、衣装は薄着だったけど、結構寒かったので一列で歩く撮影でストーブがありがたかった、といった話も。
また、白い衣装でペインティングする撮影では衣装を汚し過ぎて、「もうちょっと控えてください」と注意されたというエピソードに加えて、当日はクレープの差し入れがあったところ、いくつも食べたメンバーがいたために、メンバーやスタッフで食べられなかった人がいたという話をたけちゃんが紹介。手をあげて「4つ食べた」と告白する橋迫鈴ちゃんに、周囲から指摘されて4つ食べたことを認める伊勢鈴蘭ちゃん、「私は3つしか食べなかった」と言う佐々木莉佳子ちゃんたちに、卒業を控えたたけちゃんが「ほどほどにしてください。唯一心配なところはそこです」と言うと、しっかり者の松本わかなちゃんが「任せてください。橋迫さんの野菜嫌いも含めて、私が指導します」という話に。特に、鈴ちゃんに「言うこときかないとわだちょに言うよ」とたけちゃん。初代リーダーの威光は今も健在のようです。そんな会話も含め、自由で楽しいアンジュルムの舞台裏の様子が目に見えるようなトークでした。
MVの最初に出てくるてんとう虫は、偶然飛んできたのを撮影したそうで、たけちゃんによると「最初に自分の声がCDになったのが、新ミニモニ。の『てんとう虫のサンバ』だったので、エモいなぁと思った」とのこと。

続いて「ハデにやっちゃいな!」「限りあるMoment」「悔しいわ」の3曲を続けて披露。メンバーのパフォーマンスはもちろん完璧でしたが、コロナ後の曲が中心なので、客席のコールがまだ探り探りの感じもあったので、21日の横アリでは一体になった盛り上がりを見たいと思いました。
最後に披露した「同窓生」では、川村文乃ちゃんが感極まって涙する場面もあり、メンバーから見える前列のお客さんでもらい泣きした人が多かったようで、「今日は、まだ卒コンじゃないよ」とたけちゃんが声をかけていました。
「まだ卒業は実感していないけど、これからリハが始まったら、徐々に実感していくんだろうな」と述べるたけちゃん。横アリ公演のタイトル「竹内朱莉 FINAL LIVE」は、昔からついてくれているスタッフさんが「竹内は絶対こっちの方がいいでしょう」と言ってつけてくれたものだそうです。

お見送り会は距離が少し近くなって、間にシートなどはないものの、メンバーも参加者もマスク着用でした。会話を成立させていた人もいましたが、このスタイルだと自分としては手を振って通るだけ。それでも、目が合った時のメンバーの表情の変化がうれしい。

セットリスト
SE
01.アイノケダモノ
MC(トーク…MV撮影裏話)
02.ハデにやっちゃいな!
03.限りあるMoment
04.悔しいわ
MC(告知)
05.同窓生