4月17日、KT Zepp Yokohamaであった『モーニング娘。’23 北川莉央バースデーイベント』に行ってきました。第1部、第2部とも参加しました。

イベントは「春恋歌」のパフォーマンスでスタートしました。つばきファクトリーの春の曲に、アイドルらしい衣装がよく似合います。こういう可愛い曲を歌う莉央ちゃんも良いなと思いました。
実際の誕生日は3月16日で、誕生日から1か月が過ぎての開催になったことについて、「自分でもびっくりするぐらいBDイベントをやるというお知らせが来なくて、今年は私だけパスとかあるのかな」と思うぐらいだったと述べたうえで、「お待たせしました。平日にこんなに集まっていただいて、ありがとうございます」と挨拶しました。

第1部のオープニングトークは、衣装の話。20歳なら「大人っぽいのにしよう」とか考えられるところ、19歳って微妙だと思っていたら、お母さんに「アイドルなんだから、アイドルっぽい衣装を今のうちに着ときなさい」と言われ、私服を買いに行った時に見つけたロングのワンピースの服を参考にイメージを伝えて、作ってもらったのが今回の衣装とのこと。白いレースの生地をあしらった黒いミニのパニエスカートの衣装がとても可愛く、お母様、ナイスアドバイスでした。
次にイベントを進行する上々軍団の鈴木啓太さんを呼び込んでのトーク。10代ラストの年になったことについて、これまでは早く大人になりたいと思っていたけれど、先輩たちから「10代を大切にした方がいいよ。10代にしか出せない雰囲気がある」と言われていたのが、最近、実感としてわかるようになってきたので、「今年は等身大で、ありのままの北川でいこうと思います」と述べました。

続いて、恒例のお祝いメッセージ・ビデオ。莉央ちゃんのこれまでのBDイベントは、昨年が高橋愛ちゃん、一昨年は鈴木愛理ちゃんと先輩からのお祝いでしたが、今回はOCHA NORMAの北原ももちゃん。莉央ちゃんの推しのメンバーとのことで、ビデオを見ながらしきりに「可愛い」と言っていました。「研修生の時からずっと良い、早くデビューすべき人材だとスタッフさんに言ってたんですよ」とのこと。イベントに参加したファン伝いに一緒に遊びに行こうという話が共有されているものの、「自分が、今のももちゃんの時間を奪ってはいけない」と思って誘えずにいたそうですが、先日、櫻井梨央ちゃんが一緒に「夢の国」に遊びに行っていたのを知ったとのことで、先を越されたと悔しがって「誘います」と言っていました。なお、同日のももちゃんのブログを見ると、イベント後に連絡をとった様子です。

企画コーナーの最初は「莉央パーセント」と題するゲーム。莉央ちゃんが後ろを向いている間に、会場に来たファンが莉央ちゃんに関する二択問題(一つ紹介すると「北川莉央に似合うのは A:ポニーテール or B:ツインテール」)に挙手で答え、Aと回答した人が全体の何パーセントぐらいいたかを莉央ちゃんが答えて、その差の分だけ持ち点のピンポン玉が没収されていくという企画でした。ピンポン玉は最初に100個用意され、19個以上残ったら莉央ちゃんが誕生日のプレゼントをゲットできるというもの。莉央ちゃんとファンの答えの嚙み合わなさが絶妙で、とても面白いコーナーになりました。啓太さんのリードも良さもあって、莉央ちゃんの性格が垣間見えるところも見所でした。
続いて「莉央リンピック」と題して、莉央ちゃんが様々なゲームにチャレンジ。見事なぐらい次々にミッションを失敗していくのが面白い。紙飛行機を作って飛ばした距離を測るチャレンジでは「紙飛行機を作ったことがない」と言っていて、ちょっと驚き…ということなので結果は言うまでもありません。
企画コーナー全体通して、上手くやれない「残念さ」が面白くて可愛いく、美形のビジュアルとのギャップが魅力的で、さらに応援したくなりました。
サイン入りグッズの抽選会は、今回初めてやってみたとのことですが、「この瞬間が形に残るのはうれしいなと思うので、できれば来年以降も恒例にしたい」とのことです。

第2部のオープニングトークは、3月16日のバースデー当日の話。この日は、ラジオ番組の「モーニング女学院」の収録があって、譜久村聖ちゃん、羽賀朱音ちゃんがお祝いしてくれたとのこと。一番最初にメッセージがきたのは横山玲奈ちゃんで、メンバーにいっぱい愛してもらっているなと実感できて、うれしいと言っていました。例年はリハーサルがあるところ、今年はたまたまなかったとのことで、ラジオ収録の後は友達と食事に行ったそうです。
啓太さんとのトークでは、早生まれなので、クラスメイトのほとんどが先に誕生日を迎えるため、自分が誕生日の時には「やっと追いついた」と感じることが多いと話していました。

第2部の最初の企画は「20歳前のミニミニ宣言」と題して、20歳を前にやりたい小さなことを宣言するというもの。「大食いチャレンジをやってみたい」と言ったり、人見知りを克服するために「知らない人に話しかける」と宣言し、渋谷のハチ公前で「宇宙人、いると思いますか?」と知らない人に声をかけると言っていて、啓太さんに「それ、普通に怖い。逆の立場だったら、どう?」と聞かれて「怖いですね」と答えるなど、なかなかの天然ぶりを見せていました。
そして、第2部も「莉央パーセント」がやっぱり可愛くて面白かったです。この中で明らかになったことの一つですが、小学校は体操部だった莉央ちゃん、鉄棒の逆上がりはできず、跳び箱は最初のステップの4段が最後まで飛べなかったとのこと。
「北川莉央主演の学園ドラマ、ライバル役は? A:岡村ほまれ or B:山﨑愛生」という質問で、会場の答えは90%がAのほまたんだったところ、莉央ちゃんは15%と予想し、「めいちゃんにどれだけ鼻で笑われたか。りおちゃんヤバイって。DVDマガジンで私の泣いてるの見て手叩いて笑ってるから…」と理由を紹介。現実のライバルはめいちゃんのようです。ちなみに、私はBに手を挙げました。理由は「北川莉央主演」だから。学園ドラマなら、ほまたんは主役になってしまいそうだからです。

イベント後半のミニライブは3曲。
1曲目は回替わりのスマイレージ曲で、第1部の「シューティングスター」は明るく爽やかに、第2部の「あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい」は甘めの歌声でキュートに、それぞれにアイドルっぽい歌を聞かせてくれました。
2曲目は、後藤真希さんのバラード「19歳のひとり言」を情感を込めて歌い、ドラマチックな表現力を見せてくれました。
3曲目の「二十歳前の女の子」は、19歳にちなんだ℃-uteの元気なナンバー。間奏で「みなさん、今日は北川莉央のバースデーイベントに来ていただきありがとうございます。19歳も全力でがんばりますので、応援よろしくおねがいします」と挨拶しました。
莉央ちゃんの歌声に華やかな力を感じ、少しずつタイプの違う曲がそれぞれに魅力的。もっとたくさん歌を聞きたいと思いました。

全体的に19歳の莉央ちゃんの「自然体のイベント」という感じで、良かったです。
第1部のエンディングで、19歳の目標は「気楽に生きる」だと言った莉央ちゃん。「今まで高みを目指し過ぎて、追い詰めちゃうことが多かったので、高みを目指すけれど、心の安定を一番に、穏やかに過ごしていきたいと思います」と述べ、これまでの苦労が少し見えた感じです。伝統のアイドルグループの中堅になってきたプレッシャーもあるでしょうから、今後の活動のためにも、自然体でいられる時はそれが良いと思いますし、自然体で十分に輝きを放てるアイドルだと思いました。

イベントの構成とセットリスト
01.春恋歌(つばきファクトリー)
オープニングトーク
企画コーナー(進行:鈴木啓太)
抽選会
02.
〈第1部〉シューティングスター(スマイレージ)
〈第2部〉あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい(スマイレージ)
03.19歳のひとり言(後藤真希)
04.二十歳前の女の子(℃-ute  )