1月3日、中野サンプラザであった「Hello! Project 2023 Winter 〜TWO OF US〜」チームC(Juice=Juice、BEYOOOOONDS)公演に行ってきました。


以下、ネタバレしていますので、これから見に行く予定の方は、公演後に読んでいただくことをお勧めします。

チームCの2公演目。初日に続いて、2日目もチームCからスタートすることになりました。会場には、昨日からの江口紗耶ちゃんに加え、岡村美波ちゃん、清野桃々姫ちゃんの合計3人のBEYOOOOONDSメンバーが欠席するとのお知らせが出されていました。

オープニングSEから、出演者全員による「元年(五年)バンジージャンプ」からコンサートが始まります。間奏で入江里咲ちゃん、江端妃咲ちゃん、遠藤彩加里ちゃんの台詞がありますが、これが可愛い。
妃「今は令和5年だけど、彩加里ちゃんは平成何年生まれ?」
彩「平成20年生まれ、ハロプロ最年少なんです」
里「平成35年、昭和だと98年、大正だと112年…」
彩「いや、2023年で良くないですか!」
最初のMCは挨拶に続いて、リーダーの進行で各グループ1人ずつ、メンバーに「今日の意気込み」を聞いていきます。
Juiceは有澤一華ちゃんが「お昼ご飯を食べる時間なのにこんなに集まってもらって…」と話し始めて笑いが起きましたが、「きっとお腹が空いていると思うので、私たちのパフォーマンスでお腹いっぱいになっていただきたいと思います」と上手くまとめ、笑いが拍手に変わりました。
ビヨは山﨑夢羽ちゃんが「『2023年が良い一年になるぞ』と思ってもらえるようなコンサートにしたいと思います。一緒に楽しみましょう!」と呼びかけました。

BEYOOOOONDSブロックでは、欠席した3人の歌割を他のメンバーがカバーし、不在を感じさせないパフォーマンスはさすがでした。ちなみに、桃々姫ちゃんがエフェクトをかけて歌っていたAIの「ビヨンダ」は音源のみで、不在でした。
MCのトークは「2023年にチャレンジしたいこと」がテーマ。
島倉りかちゃんが「富士山に登りたい」と言いつつ、「頂上まで行かなくても、8合目までとかでいい」と日和る中、小林萌花ちゃんが「ピアノが上手になりたい。ずっとグランドピアノだったけど、キーボードのタッチが違うので、電子ピアノを買った」、平井美葉ちゃんが「『貪欲に追及する』という目標を立てたので、ダンスを習いたい」とSeasoningSの2人が探求心を見せる中、西田汐里ちゃんが「歌がもっと上手になりたい」とかぶせる展開に。

Juice=Juiceブロックの3曲。「私が言う前に抱きしめなきゃね」を聞くと、自然に気持ちが上がるのは、結成当時から応援しているせいでしょうか。前回の記事で触れなかった「ゆめりあい」の2人ですが、松永里愛ちゃんはスキルも雰囲気もあって、里愛ちゃんが歌うと彼女のカラーに染まる感じがします。対して、工藤由愛ちゃんは全力で切り込む感じの歌でグループの歌唱の芯を担っている感じがしました。
MCのトークテーマは「今年の目標」。
由愛ちゃんは「筋トレを頑張っていているので、筋トレの知識を深める年になったらいいなと思っています」と言い、進行の段原瑠々ちゃんが「2月28日の日本武道館公演までに腹筋がきれいになるように、みんなでやりましょう。さそってくださいね」と答えました。
リーダーの植村あかりちゃんの目標は「準備時間を十分とる」こと。この日も12時開演なのに11時半までメイクをしていなかったとの証言が出る一方、これは、由愛ちゃんが開演時間を質問されて「12時半です」と答えていたことにも原因があったことが明らかになりました。

シャッフル・ユニットの「夢幻クライマックス」は、初日よりもさらに完成度が上がって圧巻でした。オリジナルの矢島舞美ちゃんの「…さみしい」は、じわりと込み上げてくる孤独をイメージさせますが、石山咲良ちゃんは、今感じている「さみしさ」をぶつけてくる印象です。
ダンスパフォーマンスは岡村美波ちゃん抜きの4人で、「CHOICE & CHANCE」は桃々姫ちゃんがいないので、ボイパは井上玲音ちゃんが一人で担当。それでパフォーマンスのレベルが落ちないのはさすがですが、この部分は完全版を見て欲しいところです。

ユニークな楽曲が多いビヨですが、「好きって言ってよ」のような「正統派」の曲をやると、これがメチャクチャにカッコいい。その後に、甘いメロディーに乗せて新婚家庭の朝のたたかいを描いた「Never Never know~コメ派とパン派のラブウォーズ~」、明るく元気な「ビタミンME」から、最後は代表曲になった感のある「英雄~笑って!ショパン先輩~」で後半のブロックをまとめました。
Juiceの「眼鏡の男の子」は、前日からさらに磨きがかかっていました。特に冒頭の台詞で、
あーりーお嬢様「きゃれのお電車まだかしら?」
女子高生3人組「きゃれ?!」
というやりとりが会場の笑いを誘っていました。他の3曲は「伊達~」、「銀テレ」(個人的には宮本佳林ちゃんのイメージが強い)、「生まれたてのBaby Love」と初期のJuiceを思わせる選曲で、これも良かったと思います。

最後の感想では、Juiceはりさちが「楽しい以外の言葉がみつからないぐらい楽しくて、いつものツアーではできないカバーやシャッフルなどもあって、見どころがたくさんだったと思います」述べた後、えばちゃんが「BEYOOOOONDSのみなさんとたくさんお話ができたり、パフォーマンスすることができて楽しかったので、このコンサートが終わるのがすごく悲しいです」と述べて、他のメンバーから「千秋楽のコメントみたい」と突っ込まれていました。
一方のビヨは、美葉ちゃんが「3人が欠席ということで、完全な姿をお見せすることができなかったのですが、9人で最後までやりきることができたと思います。今度は、12人のBEYOOOOONDSを見に来ていただければと思います」、里吉うたのちゃんが「このツアーは2マン形式ということで、今までにない新しい表現をお見せできればと思いますので、これからも見守っていただきたいです」とSeasoningSの2人が大人のコメントでまとめました。
あーりーからハロプロ25周年、Juice=Juice結成10周年の決意が述べられ、最後は出演者全員の「ポップミュージック」で楽しくコンサートを締めくくりました。

セットリスト
01.元年(五年)バンジージャンプ(BEYOOOOONDS)/全員
MC(進行:植村、一岡。有澤、山﨑)
【BEYOOOOONDSブロック1】
02.フレフレ・エブリデイ
03.虎視タンタ・ターン
04.Hey!ビヨンダ
MC(BEYOOOOONDSトーク)
【Juice=Juiceブロック1】
05.私が言う前に抱きしめなきゃね
06.ノクチルカ
07.全部賭けてGO!!
MC(Juice=Juiceトーク)
08.夢幻クライマックス(℃-ute)/植村、江端、有澤、石山、一岡、島倉、山﨑、小林)
ダンスパフォーマンス/段原、松永、平井、里吉
09.CHOICE & CHANCE(Juice=Juice)/井上、工藤、入江、西田、遠藤、高瀬、前田
MC
【BEYOOOOONDSブロック2】
10.好きって言ってよ(Juice=Juice)
11.Never Never know~コメ派とパン派のラブウォーズ~
12.ビタミンME
13.英雄~笑って!ショパン先輩~
MC
【Juice=Juiceブロック2】
14.眼鏡の男の子(BEYOOOOONDS)
15.伊達じゃないよ うちの人生は
16.銀色のテレパシー
17.生まれたてのBaby Love
MC(コンサートの感想 入江、江端、平井、里吉)
18.ポップミュージック(Juice=Juice)/全員