2月28日、渋谷Spotify O-WESTであった「THE ORCHESTRA TOKYO 1st ANNIVERSARY ONEMAN SHOW『ECHOES ORCHESTRA』」に行ってきました。
2021年2月27日に結成されたTHE ORCHESTRA TOKYOの1周年記念ワンマンライブです。



この1年の集大成を表現するように、以前のオープニングSEでメンバーが登場。ちょうど私自身がオケトーを見つけた頃がこのSEだったので、初めて見た時にメンバーが一人ひとり登場してくる姿がカッコ良くて印象的だったのを思い出しました。
1曲目は1月のライブで初発表した「PROGRESS」、1年の経験を力に変えてさらに進化する決意を込めたナンバーは、1周年記念ライブに相応しい始まりでした。
「ACT」「Checkmate」「ROUTE MYSELF」と畳みかけた後のMCは、今回もチケットがSold Outになった話から始まりました。
この1年間でこなしてきたライブの数は200弱になったと振り返り、さらには「帰ってきたアイドルお宝くじ」優勝のご褒美企画で放送されたCS番組「初めまして!オケトーです」を振り返ってのトーク。そして、「2年目は、もっといろんな人に知ってもらえるように」との決意とともに「今日はみんなで、全力で楽しみましょう」と観客に呼びかけました。
ちなみに、この日は特にメンバーの髪型がそれぞれに似合っていて可愛かったです。
流川乃莉子ちゃんがウェーブのかかった長い髪を片側に垂らし、裕木真生ちゃんはトレードマークのハーフツイン、大石花音ちゃんはまとめて結った髪と帽子の組合せがオシャレで、平澤芽衣ちゃんはまんまるショートボブが可愛い。
「シャンデリア」から始まる中盤では、曲をイメージした映像がスクリーンに映し出されました。今回のライブは、全体としてBLAZEのような派手な特効はなかったものの、パフォーマンスを効果的に盛り上げる演出とライティングだったと思います。
インターバルで初公開された「PROGRESS」のMVは、結成からの3種類の衣装の移り変わりを見せることで、1年の活動を振り返るものになっていました。撮影では初めてリップシンクを経験したとのこと。このMVは近日プレミア公開されるとの告知がありました。
続く新曲「メトロノーム」の振付はのりぴちゃんとのことで、サビの部分の振付を練習した後、一緒にフリコピをしながら初披露を楽しみました。これまでにないタイプの可愛くハッピーなナンバーです。
そこからはライブも終盤、「ハニートラップ」に続いて、イントロがよりドラマチックにアレンジされた「ESCAPiSM」、前向きな歌詞が力強い「My HERO」で本編が終了しました。

アンコールの冒頭、スクリーンに告知が映し出され、この日発売開始になったアルバム『BEST of ORCHESTRA』の配信などの情報とともに、このアルバムを引っ提げての初の東名阪ツアーが発表になりました。こんな風にライブで次のステップが発表されるのは、やっぱりワクワクします。
その後、グッズTに衣装チェンジしたメンバーが登場し、メンバー一人ずつ感謝の気持ちを伝えました。
「入ったばかりの頃は歌やダンスができなくて、やっていけるかなと思ったことが何度もありました。無事に1周年を迎えることができたのは、みなさんのおかげです。2周年目になる私は、成長した姿を見せられるようがんばります」(大石)
「1年前は、1年後にこんな素敵な景色で、たくさんのファンに囲まれてライブができるとは思ってもみませんでした。みなさんを前にすると幸せな気持ちになります。2年目もがんばるので、これからも信じてついてきてくれればうれしいです」(裕木)
「この1年の中でオケトーに出会ってくれて、選んでくれたみなさん、ありがとうございます。アイドルは初めてで、不安な日がたくさんあって、続けていけるのかなと思ったことが何回もありました。でも、落ち込んでいる日でもステージに立つと、みなさんが温かく迎えてくれて、大好きなメンバーがいて、スタッフさんもいつも優しくて、この場所にいられることが幸せです。一生オケトーでいたいです」と涙ながらに語ったのりぴちゃん、「努力家の花音が大好き。いざという時は頼りになるまいまいが大好き。芽衣ちゃんはメンバーの相談ごとを誰よりも聞いてくれる優しい子」とメンバー一人一人にも感謝の言葉を伝えました。
「この1年は毎日楽しくて、辛いことが全然なかった1年でした。芽衣ちゃんは傷つきたくないから、普段から大きな夢とか言葉に出さないし、多くのものを望まずに生きてきたけど、この1年を過ごしたら、もっと夢を見てもいいのかなと思いました。ずっと一緒に、楽しく、大きい場所までついてきてください」(平澤)
みんな、それぞれの思いが伝わってくる素敵な挨拶でした。
(以上、記憶とメモによる要約なので、取り違いはご容赦ください)

「温かいみなさんに精一杯の愛を込めて、そして、これからも愛し続けてもらえるように」との言葉を添えて「LiP」を披露。スクリーンに映し出された映像がこれからのオケトーの「冒険」を感じさせる「RIOT PARTY」、スタッフやファンとの絆を感じらせる「FAMiLiAR」でライブを締めくくりました。
最後にスクリーンに映し出されたのは、グループのシルエットを取り囲むように、メンバー4人がサインとともにファンへの感謝の言葉を書いたスライド。これはのりぴちゃんの発案で、作ったのも彼女とのことでした。

コロナ禍のもとで結成され、全力でライブシーンを駆けてきたアイドルグループ。その1周年をお祝いするのにふさわしい、熱く、楽しく、心温まる素敵なライブでした。
演出や特効をふんだんに使い、お祭りのような華やかさを見せた昨年末のBLAZEでのファーストワンマンも最高でしたが、メンバー、スタッフ、ファンの相互の信頼感を感じさせ、それをパフォーマンスで表現して見せた今回のライブ。最高を更新したと思います。


特典会で…
私「良いライブだったよ」
芽「今日は良いライブができたと思う。みんな泣いてたし、芽衣ちゃんも泣いた」
私「1年目は夏からだったけど、2年目は最初から応援できて良かった」
芽「うん」
私「駆け上がっていくところを一緒に見たい。応援してるよ」
芽「近くで見ててください」

私「良いライブだったよ。また、レポ書くね」
真「うれしいことばかり書いてくれるよね」
私「今日はライブの時、まいまいちゃんによく目がいった。パフォーマンス、キュートだよね」
真「もっと見てね」

私「帽子を組み合わせた髪型、よく似合うね」
花「そう、可愛いでしょ、メイクさんがやってくれた」
私「スタイルも良いし、今後、モデルとかもできそう」
花「どうかな…、でも、うれしい」

私「良いライブだったよ」
乃「エモかったよね。私は泣くし…、泣き虫なの」
私「のりぴちゃん、ハスキーな声がカッコ良いね」
乃「そうでしょ。自慢して良い?高い声が出るようになってきたよ」
卒業した倉本咲耶ちゃんが担当していたハイトーンの歌割を担うようになったのりぴちゃん、力のあるハイトーンがとても良いです。

この日はメンバー全員とお話しして、オケトー現場では初めて特典会の最後の挨拶までいました。ファンの方が贈呈した記念アルバムや花束を抱えるメンバーの姿を見ていて、個人的にはちょっと「懐かしいな」と思いました。
芽衣ちゃん一推しは変わりませんが、メンバーみんなを応援したい気持ちで、すっかりグループ箱推しです。

セットリスト
オープニングSE
1.PROGRESS
2.ACT
3.Checkmate
4.ROUTE MYSELF
MC
5.シャンデリア
6.DANCING MONSTER
7.マーメイドオーシャン
8.東京パレード
9.螢
MV(PROGRESS)
MC
10.メトロノーム(新曲)
11.ハニートラップ
12.ESCAPiSM
13.My HERO

ENC
告知V
MC(メンバー一人ずつ挨拶)
1.LiP
2.RIOT PARTY
3.FAMiLiAR

 

「ACT」

「Checkmate」

「ROUTE MYSELF」

「マーメイドオーシャン」

「FAMiLiAR」